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闘技場に呼ばれた少年達
官能リレー小説 - ファンタジー系

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闘技場に呼ばれた少年達 3

魔物とはいえこの扱いはいいのだろうか?いや、本当にそれが牛の魔物なのかもはっきりはしていないのだが…。
模擬戦とはいえ木の剣で殴られれば当然痛い、人間なら死ぬことすらありうる。
そうこうしているうちについにミノタウロスは膝を付いた。
ミノタウロスはその場に倒れ、タンカに乗せられ医務室に運ばれていった。
「なんであんなことしてるんですか?」
ジュブデンは男に聞いた。
「当然強くなりたいからだろ。たぶんな。さあ、部屋に戻れ。子供はその姉ちゃんとエッチでもしてろ」
ジュブデンとエミリアは部屋に戻った。
部屋に戻ったが頭のもやつきは収まらなかった。
ミノタウロスのような魔物が実在していたのも不自然だし、それを躊躇せずに集団で襲う剣士達も奇妙に感じる。
普通は神話に出てくるような魔物を相手にすればペースが乱されてしまうはずだ。
「あれは本当に魔物だったのかな?」
「人間がマスクを被っているだけにも見えたわね」
「医務室を覗いてみようか」
「むやみに近寄ると危ないよ」
「あの訓練で立てないくらいのダメージは受けてるはず、もし暴れても剣士達が何とかしてくれるんじゃないかな」
他にも気になったところはあった。ミノタウロスらしいのも闘士も全員が全裸だったところだ。
闘技場の兵士達はやたらと僕達をセックスさせようと勧めてくるし、ここはなんだかおかしいと思えた。
普通は性が乱れるというのは望まれないはずだ。
なんだか不穏なものを感じ、落ち着かなくなってきた。

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