「そうだ、俺は負けたのか…」
シェブデンは自分の敗北をようやく認めた。自分の中に渦巻いていた闘志が急に冷めていくのを感じる。それと同時にマスクの力が薄れていき、シェブデン達は解放された。
それから1年が過ぎた。この事件で放棄された筈の闘技場に再び明かりが灯っていた。
シェブデン達三人は今も変わらずここで訓練を続けている。その目的は一つ、強くなる為に。
今日も闘技場には少年達の雄叫びが響いていた。
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