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アンデットな村人の僕
官能リレー小説 - ファンタジー系

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アンデットな村人の僕 22

「ああ、マスター…痛いですけど、でもこれがマスターなのですね…」

ゆっくり腰を動かすソレイユちゃんの顔には、痛みと幸せとが入り混じった、想い人に初めてを捧げた女の子特有の顔をしてる。
幸せそうな彼女を見ていると、私の胸は締め付けられるみたい。
聖職者でありながら、私は、嫉妬している。
幸せそうな情景なのだけれど、見ていると胸が苦しい。
眠ってるタケルくんの可愛い寝顔を見ながら、跨って腰を振るソレイユちゃん、本当に嬉しそう。
やっぱり、私がそうしたかった……いけないわ。私は神に仕える身。
でも…タケルくんは事情が事情だし……

「マスター、ああん…」

ソレイユちゃんは、まだ痛そうにしながらも、幸せと快感が勝っているみたい。

あれは仕方なく絞り出してるだけ、絞り出してるだけ…
乳牛の搾乳と同じ、乳牛の搾乳と同じ…

私は必死にそう念じて、邪念を抑え込む。

「あ、あ、マスタァ…」
「んん、ん…」

寝ていても気持ちいいのか、タケルくんが呻き声を上げてる。
タケルくんの上ではソレイユちゃんが腰を振り続けてる。
淫らな音が聞こえてくるけど、私は無視したいのに目と耳が離れてくれない。
すると、タケルくんがびくっと動いた。それを何度も。これって…

「ああ、あっ、イク、私……中に出されて…」

タケルくん、眠ったままイかされちゃったみたい。二人の結合部から、タケルくんの精液が少し漏れてる。

「マスタァ……」

力が抜けたソレイユちゃんが、タケルくんに倒れこんでしまう。でも何とかソレイユちゃんは緩やかに覆いかぶさっていた。

本当に、ソレイユちゃんが羨ましい…
ほわぁっとした顔で、本当に幸せそう。あんな顔されたら、男の子は落ちちゃうと思う。
抱き着くようにかぶさって、繋がったまま幸せをかみしめて……
タケルくんも寝たまままだ勃起したままみたいだし、こうなったら…って、私、何を考えてるの!

「もっと…ください…」

私がシスターにあるまじき考えに慌てて頭を振ったとき、ソレイユちゃんもまた腰を動かした。
2回目に突入してしまった。
うう、シスターになった事を後悔する日が来るなんて、思いませんでした。

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