花嫁サークル!! 98
特にルナや愛、まどかや生徒会長の花音など、学内で人気のある生徒がメイド服を着るとなると、映像や画像の記録に残したがる人物が出るのは不思議ではない。
そもそも涼子は初め反対していた。
他校の文化祭に非公認で紛れ込んでまでメイド服を着る必要はない、と。
しかしサークル活動の一環であり、皆が資金集めをしているのに自分が何もしないのは心苦しいと純華が譲らなかったのだ。
彼女の初恋を応援していることもあり、涼子が渋々折れたのだった。
「私からは以上です」
純華が席に戻る。
「何かありますか?」
ルナが出て、同じ様に尋ねる。
しかしこの件に関しては誰も質問はなかった。
「じゃあ、メニューを考える前に、一度休憩をとりましょうか」
壁掛け時計に目を遣ったルナはそのように提案し、皆は同意を示した。
もう5時を回っていて、そろそろ夕貴も合流できる頃合いだ。
「ご主人様……」
純華は悠の肩に頭を乗せ、寄り掛かった。
昨日の事もあってか、少し疲れが見える。
彼女から仄かな柑橘系の香りが漂い、悠の鼻孔を擽った。
「悠様ぁ……」
ぞろぞろと彼の周りにメンバーが集まってくる。
「私たちは廊下の出とこっか」
愛はまどかを連れだって外へ出た。
それを皮切りに、悠は着ぐるみを剥がれていく。
「悠様、これを好きなだけ引いてください」
11本の棒を差し出され、彼はそれを3本引いた。
「冬香、志穂、紗耶」
ルナは棒の先に書かれた名前を読み上げる。
名を呼ばれた三人は、ルナと入れ替わるように股の間に身を置いた。
あらかじめ5人分の棒が省かれており、それは担当のルナと純華、そしてこの場にいない夕貴、愛、まどかのものだ。
名を呼ばれた三人と今週担当の二人が、この休憩中にご奉仕できるのである。
呼ばれなかった幾人かは悠の前で思い思いの態勢をとり、彼を見つめながら自慰を始める。
特に久し振りに彼に会った者は、我慢していたものを吐き出すかのように激しく身をくねらせた。
「あん……はふ……」
「んちゅっ……はんんっ……」
冬香と紗耶は迷わず肉棒を舐め始める。
志穂は彼の右脚に跨がり、膝に股間を擦り付けながら足の甲に舌を這わせているが、彼は椅子に座ったままなので決して楽な態勢ではない。
しかし彼女の右足に対する執念は、その辛さを凌駕していた。
そんな彼女の目の前では、美穂が羨ましそうに見つめながら自慰に耽っている。
文字通り目と鼻の先で志穂の舌遣いを眺め、四つん這いで腰をくねらせている。
「んんぅっ……」
右脇に控えていたルナは彼に口づけを迫り、舌を絡ませる。
「あんっ……ご主人様……」
左側で彼に寄りかかっていた純華も、ルナと同じ様に接吻をせがんだ。
「あぁっ! んんんっ!」
「ダメぇぇんっ! ひぅぅっ!」
やがて自慰陣は自然と互いに絡み合う。