花嫁サークル!! 90
扱く手を休めず、ストローの飲み口に親指をあて、スポイトのように溜めたオレンジジュースを彼の胸元に点々と垂らした。
「あ〜ん……」
またルナの胸が悠に迫る。
「ぁぁ……」
悠は快感に声を洩らした。
彼の胸元にあしらわれた水滴が、純華の舌に舐め取られていく。
彼女のしなやかな指は、ビクビクと脈打つ肉棒を愛撫し続けている。
「次は……私の番です」
純華の舌が下へ下りていった。
ルナの胸元に挟まれたパンは、悠が顔を埋めなければならないほど小さくなっていた。
「申し訳ありませんが、綺麗にしてもらえますか?」
全て食べ終えた悠に、ルナが微笑みかける。
彼はルナの胸についたパンくずごと、乳房の柔らかい感触を舌で楽しみ始めた。
「んん……んふう……」
目的地に辿り着いた純華は、陰茎を擦り上げながら玉袋を舌で掬った。
二つとも口に含み、優しく吸い付いて、口内の舌は丁寧に玉を転がす。
「はあぁっ……あっ! んんぅぅっ……」
乳首を吸い込まれ、甘噛みされながら舌で擽られるルナは、嬌声を上げ身を震わせた。
純華の口内におさめられた剛直は刺激的な朝食に尿道を震わせる。
乳首に吸い付いていながら愚息は吸い上げられ、発射を乞うように尿道口が擽られる。
ルナの体から力が抜け前のめりになると、乳頭を吸う悠の口回りは柔らかい乳肉に圧迫された。
「ぁん! あっ、んあぁっ!」
「んっ、んん゛……んふっ……」
射精感を誤魔化すように、悠の舌が忙しなく這い回る。
純華のくわえる肉棒はピクッと跳ね、彼女の口内を圧迫した。
彼女は上目遣いに彼を見上げながら、今日二回目の射精を求めて口舌奉仕に拍車をかける。
「んふぁ……っっ! んっく……んふぅぅ……」
2回目の射精だというのに、青臭い液体は純華の口一杯に広がった。
それに喉を鳴らした彼女は、最後の一滴までも愛しそうに吸い尽くしていく。
ルナの乳首に吸い付いたまま、彼は絶頂に目を細めている。
「あっ……んっ……」
漸く解放されたルナの乳房の先は、恥ずかしげもなく固く尖っている。
「おかわり……なさいますか……?」
「もうお腹、ん゛ん゛っ……?!」
純華の問いに答えようとした悠の口は、オレンジジュースを含んだルナの唇に阻まれてしまった。
――――――――
結局3回目に達した彼は、買い出しに向かう2人に連れ出されてしまった。
家でゴロゴロしていても仕方がない、と開き直った彼は、暑い光線から逃げるように川のせせらぎを目で追っていた。
前を行くルナと純華は、とりとめもない会話を繰り返している。
そんな、繁華街へ向かう川原の道に、木陰のベンチに座る美鈴の姿があった。
彼女は変わらずキャンバスを開き、色を重ねている。
「矢野ちゃんっ」
いち早く気付いたルナが駆け寄っていく。
「こんにちはっ」
純華もゆっくりとした動作でルナの後を追った。