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花嫁サークル!!
官能リレー小説 - ハーレム

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花嫁サークル!! 87

「帰りましょう、悠様」

改めてそう言ったルナは、そっと彼に歩み寄り大きな瞳で彼を見上げる。

「今日もちゃんと……入れてるんですよ……」

ルナは俯き、恥ずかしさを隠そうとする。
悠にこの場所の存在を思い出してもらっただけでも、彼女は十分だった。
ルナがファンクラブからサークルを発足させたのは、少しでも彼に歩み寄るため。
多少過激なアプローチを辞さないことを明言することで、ライバルを減らすことが発端だった。
しかしながら、自分で予想していた以上のメンバーが集まってしまったのだ。
メンバーの中で一番古い接点しか持たない彼女は、半ば諦めの念が生まれている。
だから、少しでも彼に触れていたいのだった。
ルナの言葉に、悠の脳内を巡っていた走馬灯が止まる。
追い詰められたような表情で再び彼を見上げるルナの顔に、可愛らしさを感じつつ性欲が膨らんでいく。

「帰ってどうすんだ?」

「ぁ……」

彼の質問に頬を一層赤らめるルナ。

「ルナの牝穴を、性欲処理に使用して頂きたいです……」

ルナの台詞は彼女の被虐スイッチを押すと共に、悠のS心をも揺さぶった。



さすがサークルの長になるだけのことはあるだろうか。
悠の扱い方を良く理解しているルナは、彼が解けない謎を懸命に思い出そうとするのを、あの一言で先回りし、静止させたのだ。
だが本当は違う。
悠がルナの本意を察し、敢えて性欲に走ったのだ。

「んふっ……んぶぶっ……」

彼のアパートに帰ってきた二人。
ベッドに座る彼の股座で、ルナはその日二度目の口腔奉仕に勤しんでいた。
ローターは両方共に最大限の出力で激しく振動し、肉壁を隔てて互いに共鳴し合っている。
男根は逞しく反り返り、ルナの唾液に黒光りを放っている。

「はぁ、はふ……ぁは……」

ルナは口を離し、今度舌でペロペロと弾き始める。
手は悠の内腿の辺りに置かれており、固定されていない肉塊は舌の動きに合わせて弾き上げあられる。
その様子は卑猥そのもので、とてもいやらしい。

「……立って」

悠に促され、ルナは何かを期待した眼差しを彼に向けながらそれに従った。

「スカート、捲って」

自らスカートを捲り上げて、悠の指示に忠実に応える。
薄い陰毛の下にはコードが二本。
その下にはコントローラーが二つ、赤いビニールテープで固定されている。

「手を使わずに出して」

「はぃ……んんんっ」

下腹部に力を入れ、中の方を締め上げるルナ。
そうやって、暴れまわるローターを捻り出そうとする。

「んんっ! はぁぅっ……」

だが、中が締まるということはその分刺激が増すということ。

「あはっ……ああぁっ!」

ぬるりと滑り出したローターがルナの股下でだらしなく揺れる。
スカートを捲る彼女の手は小刻みに震え、脚は微かに内側へ寄っていた。
その光景を見ながら、悠は愚息にゴムを被せる。

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