花嫁サークル!! 85
一昨日終業式を終え、夏休みに入った。
今日、結衣と花音の担当が終わる。
「んふぅ……あはっ……ぁぁっ」
「うふぁっ……んんっ……」
仰向けに寝転ぶ悠。
そんな彼に花びらを見せつけながら、彼女たちは陰茎に舌を這わせていた。
片足を上げて悠の指を受け入れ、指技に甘い声を洩らしつつも口舌奉仕を止めはしない。
後ろ手にタオルで縛り上げられ、ピクピク跳ねる肉棒を舌で追い掛け舐めあげる。
「……挟んで」
「あふん……」
「はぃ……」
彼女たちは悠から離れ、淫溝を男根に添わせた。
左右から女口を押し付け合い、愛液を塗り付けるように腰をくねらせる彼女たち。
「気持ちいいよ……結衣。花音」
名前呼ばれ、彼女たちは一層卑猥な動きで肉棒を擦り上げた。
「ああっ……はぁっ……ぅん!」
「んひぅっ! はあぁん!」
カリに陰芽が刺激され甲高い声が上がる。
潤滑油は溢れる一方で、二つの花園を押し付けられた肉棒は苦しそうに跳ね喘いでいた。
そして次の瞬間には快感が爆発し、噴き上がった液体は彼女たちの火照った体を更なる熱で白く染める。
結衣と花音はシックスナインの体勢になり、互いを汚すその白濁液を舌に絡め取っていった。
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7月最後の週。
夏休みに入ったにもかかわらず、悠はいつも通りの時間に目を覚ました。
愚息に集まる刺激に覚醒せざるを得なかったのだ。
露出した下半身に、そそり立つ肉棒。
それを舐め回す二人の少女は、ルナと純華だ。
悠の目覚めにも気付かず、一心不乱に舌を滑らせている。
「くぁっ……」
低い呻きの後、ソレをくわえ込んでいた純華の口内に一番搾りが広がった。
「「おはようございます」」
二人は居直って挨拶を口にし、悠はそれに応答した。
「募る話は沢山あるのですが、私は一度失礼いたします」
純華は名残惜しそうに言うと、急ぎ足で玄関へ向かい、改まって頭を下げると部屋を後にした。
「純華は部活があるみたいなんです」
残ったルナが悠に伝えた。
「朝御飯、作りますね」
ルナは笑顔を浮かべ、台所へ向かった。
「今日でメンバー紹介は最後です」
料理の合間にルナがそう言った。
「了解」
悠はやっと全員かと胸を撫で下ろし、今後のことを考え始める。
美鈴、里奈、夕貴、紗耶、美穂、志穂、小春、夏希、千秋、冬香、愛、まどか、花音、結衣、純華、ルナ。
以上の16名が花嫁選考サークルのメンバーとなる。
彼らが朝食を終える頃には10時を回っており、日が高くなろうとしていた。
「今から何します?」
ルナが悠に問いかけた。
確かに、夏休みが始まったと言っても何のスケジュールも決まっておらず、彼が手持ち無沙汰なのは端から見ていてもよくわかる。
思えば、週の頭からメンバーのだれかと1日中一緒にいるという状況は初めてのことだ。