花嫁サークル!! 84
結衣は浅く腰をかけなおし、スカート裾を少したくし上げた。軽く開かれた脚の奥に下着がなく、綺麗な花びらが悠の目に入る。
「……お願いします」
左手で土手を広げると、蜜がじわりと滲んでいるのがわかる。
「ここで?」
「はい……」
顔を赤くする彼女を見て、悠は押し広げられた花園に舌を伸ばした。
「ふぁっ……ん……」
悠の姿は受付のカウンターの下。
万一生徒が本を借りに来ても見えない。
しかし結衣の反応によっては、ばれることもありうるので、当然彼女は平静を装う必要があった。
そんな状況が、逆に彼を燃え上がらせた。
「んぁっ……っっんぅ……」
結衣の左手は本に戻っている。
だが彼の舌が解れてきた淫唇を押し開き、溢れる蜜を丁寧に救い上げては陰核に塗り付けていった。
上り詰める前に寸止めしては、結衣が苦悶する様を愉しんでいるようだ。
そんな中、図書室のドアが開く音が聞こえた。
誰かが入ってきたようだ。
悠は舌を離すと、
「自分でやってみて」
と囁く。
「は、はいっ……」
結衣は右手を秘部に持っていき、亀裂に中指が這わした。
それは蜜を纏わせると、秘口の中に入っていく。
「はっ……ぁっ……」
誰かがいるにもかかわらず自慰に耽る結衣。
しかもその変態的な行為を悠に見られている。
その思考は指の動きを激しくさせ、蜜を滴らせた。
「お願いします」
受け付けに来た生徒の声が聞こえる。
結衣の手は秘部から離れ、次いで
「ここにクラスと名前を書いて」
と対応する結衣の声が悠の耳に入った。
「んんっ!」
悠は中断された秘部への責めを再開した。
「あ……なんでっも、なぃいっ……気にっ、気にしないでっ! んあああっ!」
(ちょっとまずいんじゃ……)
アクメを迎えた結衣の喘ぎ声は、もはや弁解の余地はない。
半ばドキドキの悠の耳に入ってきたのは、
「結衣先輩、いやらしい……」
という声だ。
「美穂もこっちにきて。……辛そう」
(み、美穂?)
そう、本を借りに来た……芝居をしたのは美穂だったのだ。
美穂はカウンターの内側に来ると、下へ潜り込んだ。
「……ホントだ」
悠の剛直をジッパーの隙間から解放した美穂は、うっとりとした表情で舌を絡める。
裏筋をなぞった舌は亀頭をくるくると回り、口内に導いていった。
静かな図書室には、人知れず美穂の艶かしい吐息が充満している。
それを聞いているのは悠だけだ。
「んっ、んん……んぐっ!」
青臭い液体が喉を打ち付ける。
その勢いを感じながら、恍惚とした表情で飲み下していく美穂。
全て搾り取っても彼女の奉仕は終わらない。
次の発射に向けてまた首を振り立てる。
「次はこっちに……ね?」
ゴムをちらつかせる美穂は、妖しい笑みを浮かべた。
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