花嫁サークル!! 82
「あっ、く……」
「あん! んんんっ!」
肉棒から快楽が迸り、それによって結衣の体を快感が駆け抜けた。
手足が痙攣し、背筋がバネのように弾む。
引き抜かれた男根は花音が手厚く舐め清め、ゴムの中のものもすっかり飲み込まれてしまった。
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「大丈夫だって。テストで気が立ってんだよ」
項垂れる友人の肩を叩く悠。
「そうかな……」
この友人、去年悠に後押しされ告白し、見事に実らせた人物である。
しかし最近はあまりうまくいってないようだ。
「そうだって。一緒に帰ろうって誘ってみろよ」
「でもよ……」
「言ったろ? やらなきゃ始まりもしねーって」
「あ、あぁ……そうだな」
テスト5分前の予鈴がなり、彼らは各々の自席に戻っていった。
「んふぅ……はぁ……」
「はんっ、んんぅっ……」
仁王立ちになった悠のイチモツを左右から挟む四つの乳房。
小春と愛のものだ。
彼の舌に舌を絡める千秋とルナは、二の腕を胸で擦りながら秘部を愛撫されていた。
テストでストレスが溜まっているのか、はたまた悠のストレスを気遣ってか……。
取り敢えず、昼休みの陽光を浴びながら卑猥な行為に及んでいるのは確かだ。
水風船のようにプルンと揺れる、柔らかいながらも弾力のある乳房の間で、肉茎は快感に喘ぐように震える。
そして……
「ひあぁっ!」
「うぅんっ! あはんんっ!」
両サイドの二人が指技に導かれたと同時に、悠は精を放った。
吹き出した白濁液に汚されていく小春と愛の胸は、淫猥に装飾されていく。
それでもまだ寄せ合い、肉棒を擦り上げる様はとてもいやらしい。
「る、ルナ……そろそろ……」
悠に促され、ルナは名残惜しそうに彼の舌に絡めていた口を離した。
「佐山先輩の事でしたね……」
くたびれた肉棒を優しく握り締め、擦るように動かすルナ。
しなやかな指が絡み付き、ゆっくりと扱いていく。
胸を汚された二人は陰嚢の玉を一つずつ分け合い、舌先で転がしては撫でるように掬い上げる。
乳房に広がった精液は、千秋が舐め取り始めていた。
「あっ……あぁ」
腰の浮くような快感の中で、彼はルナに先を促す。
「佐山先輩は3年生で、図書委員長に就いてます」
「としょ、図書委員長?」
玉から舐め上がってきた小春と愛、さらに精液を舐めとり終えた千秋が、舌先で亀頭を責め立てる。
シャフトを扱くルナの手に、亀頭へ集中する三人の舌という贅沢な奉仕を受けながら、ぼんやりとだが何か思い当たる節のある悠は、その霞を取り払おうと記憶を巡らせる。
だが、燻り始めた快感がそれを邪魔して上手くいかない。
執拗に絡み付く二枚の舌がカリ首を擦り回し、鈴口をくすぐる舌は細かく舌先を震わせる。
再び青筋を浮かべるシャフトは、ルナが卑猥な手つきで擦り上げていた。
悠が聞きたかったことは結衣のことのみだ。
生徒会長の花音は勝手に記憶していたものの、結衣との接点に全く心当たりがない。