花嫁サークル!! 78
愛の脚に絡まったまどかの腕に力が入る。
「んんっ……ぁぁっ……はあっ……」
全てを受け入れた頃には、汗を滲ませて愛の肌には爪が食い込んでいた。
「んんっ……んっ……」
悠と口付けを交わす愛。
淫らに舌が絡み合い、熱い吐息を洩らす。
そんな中で、悠は腰を動かし始めた。
「あっ!くっ……ぃっ……」
体を強張らせたまま彼のピストンを受け止めるまどかは、痛みと喜びを交互に噛み締める。
悠が奥へ届く度に芯から何かが滲み出し、全身へ広がっていった。
一方悠は、きつく締め付けてくるまどかの膣肉に肉棒をしごかれ、早くも射精感を高まらせていた。
ゴムなしで処女の肉壁を味わうだけでも興奮するのに、愛の情熱的な接吻がそれをさらに後押しする。
自然と腰の動きは激しくなり、無遠慮にまどかの子宮を突き上げた。
「んっ……あぁ!ふあぁっ!」
痛みの中にある快感に反応し、まどかの体は大きく仰け反る。
悠を包む淫肉が激しく収縮し、彼を導こうとさせた。
「うぁっ……」
慌てて引き抜かれた肉棒は愛の口内に入り、フィニッシュの証はそこで爆発したのだった。
まどかの淫液と破弧の名残り、そして尿道の残滓を啜り上げる愛。
それが終わると、まどかにご褒美を与えるように唇を重ね、悠の精液を分け与える。
長い長い間、二人は淫らな口付けを交わし合っていた。
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今週からテストが始まる。
テストは3日間で9教科、つまり、週の後半の授業は消化試合も同然だ。
そんなテスト1日目の朝も、やはり彼は朝勃ちを鎮める行為を施されている中での目覚めとなったのだが……。
「ん……んはぁっ……んんっ!」
朝一番の白濁が迸る。
それは勢い良く中を打ち付け、それに跨がっていた彼女も絶頂の彼方へ誘われた。
「な、何やってんですか……?」
彼の上で余韻を噛み締める女生徒に、悠はそう呟いた。
「何って、朝のご奉仕だよ?悠サマっ」
如月花音(キサラギカノン)は上記した顔でニコリと笑う。
彼女が腰を上げると、その向こうには佐山結衣の姿があった。
どうやら彼の陰嚢を舐め上げていたのは彼女らしい。
結衣は悠からゴムをはずし、中の液体を口へと流し込んだ。
「あ、あのー……まさか、先輩たちも……?」
「花嫁選考サークル……」
「でーすっ!」
(まさか3年生までいるとは……)
金髪の長い髪を可愛らしいリボンで結び、ツインテールの毛先を胸元で踊らせている彼女が如月花音。
元気が取り柄の彼女だが、意外にも生徒会長を務めている。
校則が弛くなったのも花音の働きが大きい。
佐山結衣はクールな女性で趣味は読書。
その為彼女は図書委員長に就き、物静かな日常を過ごしていた。
性格相反する二人だが、実は親友でもある。
前髪を横に流してピンで留める結衣は、赤茶色のセミロングの髪を翻し台所に立った。