花嫁サークル!! 76
それがあって、悠は夕貴とコミュニケーションをとっていなかったことを自覚したのだ。
お詫びも兼ねて、今日のランチタイムは夕貴だけを相手にしようと思ったのである。
「触るだけじゃ満足できない?」
「はい……もっと悠様を感じたいです……あぁっ!」
スカートの中に入れられた手が股間をまさぐり、下着越しに濡れた淫溝を指でなぞられた夕貴。
「ふんっ。確かにそうみたいだな」
悠は、恥ずかしさに顔を赤くする夕貴を跪かせた。
「あむっ、はぁ……ぁっ……」
肉茎に塗り広げた我慢汁を、今度は舌で舐め取っていく。
悠のSっ気を煽って自分をアピールするためか、夕貴は自由な手を敢えて使わずに舌を這わせた。
そのため舌を押し当てられた肉棒はふらふらと揺れ、それにあわせて彼女は顔を動かす。
イチモツに弄ばれているのである。
それでも夕貴は舌の腹で裏筋を舐めあげるだけでなく、舌先や舌の裏側までもを使って肉茎の全てに唾液を塗り付けていった。
そして、彼女の唾液にまみれた陰茎は口内の熱に包まれた。
「んんっ……んっ、んっ、んぐぅ……」
リズミカルに首を揺らし、口唇で奉仕を施す夕貴。
その口内では舌が扇動し、亀頭に絡み付いている。
里奈の教育の賜物だ。
両手を悠の膝に置き、長いポニーテールを踊らせながら悠を上目遣いに見詰める。
その健気な姿が悠に火を点けるとともに、剛直をより逞しくさせた。
「……手、付いて」
悠に言われ、夕貴はフェンスの網を掴んだ。
自然と腰を突き出し、彼を受け入れる体勢をとる。
大事な部分を隠す生地を横へずらし、そこに先端が当てられた。
「あっ!く……ふぁあっ……」
侵入する肉塊を柔らかな膣壁が包み込みながら、それは根元まで呑み込まれた。
奧を軽く突かれた夕貴の顔が快感で綻んでいく。
「あぁっ……はんっ!ひぁっ!」
ピストンを始める悠。
子宮を圧迫される度に、抑え気味の甲高い声が響く。
打ち付けられるのにあわせて弾む喘ぎ声を洩らしながら、夕貴は快感を全身に感じていた。
それは膣内を収縮させ、悠の肉棒にも快感を与える。
「いいぞっ。もっと……絞めてっ」
「ひぅぅっ!はんっ!んあぁっ!」
尻肉を叩かれた夕貴は、彼の指示に従い膣口を締め上げた。
それによって互いの刺激が増し、上り詰めさせる。
「う……くっ」
「やっ、あっ!ひぅんんんっ!」
悠のモノから快感が迸り、それと一緒に夕貴も絶頂を迎えた。
爪先立ちのまま尻を差し出した格好で痙攣を繰り返す夕貴は、全てをフェンスに預けて余韻を噛み締める。
「夕貴……」
その彼女に差し出された肉棒は既にゴムから開放されていた。
夕貴はそれをくわえると、名残を啜るように優しくねっとりと首を振る。
それが終わると今度はゴムが差し出され、液溜めに溜まった練乳が夕貴の開ける口へと絞り出された。