花嫁サークル!! 75
それが終わると、まどかの胸に広がる白濁を舌で清め始めた。
「あ、あのさ……」
「ん……?」
「私、その……飲んでみたいの……」
頬を上気させるまどかの申し出に、愛は口付けで応えた。
舐め取った精液を舌に絡ませながらまどかの口に押し込み、それに従う彼女。
愛の唾液と悠の精液が混ざりあった液体を、まどかの舌が絡め取っていく。
「んむっ、はぁ……はんん……」
「あん……んちゅ……」
その卑猥な接吻を目の当たりしている悠は、再び一物を固くさせていた。
登校途中に、悠たち3人はコンビニに立ち寄った。
昼御飯の確保のためである。
彼らが店に入ると、レジに並ぶ里奈の姿が目に止まった。
「里奈?」
愛が率先して声をかける。
「あ、おはようございますなのです」
「何してんの?」
「見ての通りなのですよ」
そう言って、里奈は週刊の漫画を掲げる。
『ホップスップ』だ。
「駅前の本屋はまだ開いてないので、いつもここで買うのですよ」
確かに、里奈は電車通いなので駅前で買うのが普通だ。
しかし、よほど早くに入手したいのか、わざわざここまで来ると言う。
「いやいや、駅前にもコンビニあるだろ」
半ば小馬鹿にした調子で悠が言った。
一瞬里奈の視線が伏せられる。
だが直ぐに明るい表情で
「そうでしたね」
と取り繕った。
「さ、さぁ〜何買おっかな〜……」
愛は店内のパンの売り場に足を向ける。
「そうだった。昼メシ昼メシ……」
思い出したかのように愛の後を追う悠。
助け船とはニュアンスが違うが、愛の行動は何となく嫌な空気を払拭したのだった。
彼女は里奈が悠を好きになった理由を知っている。
それはメンバーが共有する情報ではない。
ただし、ルナと夕貴は把握している。
ミーティング後の何気ない会話で理由を明かす者もいるのだ。
里奈も理由を明かした人物の一人だったので、愛はそれを知っていたのである。
故に、里奈にとってこのコンビニがどういう場所なのかよく分かっていた。
それなのに悠にあのように言われたのでは気分が沈むのも無理はない。
だから愛はあのような行動をとったのである。
しかし里奈は、悠がああ言っても仕方がないと思う節もある。
何故なら、彼女が悠を好きになった理由は……
────────
昼休み。
来週からの始まるテストの勉強にその時間をあてる者もいる。
まぁ、主にノートを写させてもらう生徒なのだが。
そんな中、やっぱり悠は屋上にいた。
コンビニのパンを早々に平らげた彼は、夕貴と濃厚な口付けを交わしていた。
舌を絡ませながら、チャックから出された怒張を手でしごいている。
カウパーを手のひらに広げ、肉棒に塗りつけるように動き回る夕貴の細い指。
「お願いします。悠様……」
行為を求めてきたのは夕貴の方であった。