花嫁サークル!! 62
「ひあぁっ! イクっ! イクぅぅぅう!!」
正常位で突き上げられた愛は、早くも限界を越えた。
全身に広がっていく絶頂が、体の隅々を麻痺させる。
だがまだ達していない彼は、構わず女穴を犯し続けた。
「んんっ! あっ、ああっ!」
悠は乳房を鷲掴み、荒く揉み込んだ。
乳房が指の形に凹み、その柔らかさがよくわかる。
「んぐっ! ぐむ゛む゛っ!」
口を口で塞がれ、彼女の喘ぎ声は無理矢理塞ぎ込まれた。
接吻しながら乳房を蹂躙され、子宮を突き上げる愛。
淫蜜はドロドロに滲み出し、悠の肉塊をコーティングしていく。
肌が擦れあって熱を持ち、互いの性器が奏でる音色はとてもいやらしい。
「……くっ!」
「ん゛ん゛ーーー! っ!! ……んぐっ」
遂に彼はやってしまった。
登り詰めた快感を、愛の中でぶちまける。
その射精は長く、いつまでも打ち付ける熱さに、愛は瞳を虚ろにさせていた。
膣壁は緊張したまま悠を掴んで離さず、子宮の入り口に打ち付けられる度に絶頂の余波が広がった。
「ごめん……」
そう言いつつも抜こうとしない悠。
「だ、大丈夫です……安全日、ですから……」
恍惚とした表情のまま彼女はうっすらと笑った。
「もっとオカシテ……?」
口の動きで訴えた愛が悠の唇を奪い、積極的に舌を絡める。
唾液が混ざり合う卑猥な音、喉奥からか細く響く喘ぎ、そして乱れた吐息が部屋の中を満たしていく。
乳房に当てられた彼の手は乳首を摘まみ、もう一方は捏ね回していた。
そして彼は、達した肉棒を引き抜くことなく腰を打ち付け始めたのだった。
────────
愛が悠のところを後にして、もうすぐ30分になろうかという夜11時。
彼は再びシャワーを浴び、ドライヤーをあてようとしていた。
カチャッ
コードを差し込んだまさにその時、玄関の鍵が回り解錠された。
「こーんばーんはっ」
ドアを開けて入ってきたのはまどかだ。
彼女は、帰ったときと全く同じ制服姿のままである。
「……なにやってんの?」
中に入ってきて鞄を漁る彼女に、悠は目を点にしながら尋ねた。
「何で今週は私たちなんでしょう」
意味ありげに微笑するまどかは、幾つかの本を机の上に並べ始めた。
数学や古典、生物などの教科書や問題集が机の上に積み上げられた。
「しっかり教えてあげるからね?」
まどかの微笑みに軽い恐怖を覚える悠。
自慢ではないだろうが、彼は学力の点で言うと赤点ギリギリのラインに位置していた。
確かに、独り暮らしで家事全般もしなければならない彼は、必然的に勉強時間か睡眠時間のどちらかが削られることになる。
故に、愛とまどかには期末に向けたサポートを割り振られていたのだ。
余談だが、志穂は理数系専攻クラスのためいくつかの教科は悠たちと分野が異なっている。