花嫁サークル!! 58
蜜壺から太股にかけて涎が垂れ流れていく。
地面についた彼女の膝の間には、小さな水溜まりが広がっていた。
「無理なら、1週間イクことを禁止するよ?」
動きのないルナの尻に、軽く平手が飛んだ。
「ひゃうっ!」
余韻に浸っていた彼女は、慌てて尻を振り立てた。
「そうそう……あぁ……」
至福の息を洩らす悠。
ゴムを付けずに挿入したのは久しぶりのことだ。
腸壁が直に絡み付き、扱き上げる快感に彼は目を細める。
「あっ!くっ……早くイッてくださいぃっ!」
激しく前後運動を始めたルナ。
よほど絶頂をお預けされるのが嫌らしい。
「お尻イイ!悠様のオチ○チ○、気持ちいいですぅ!あはん!」
「尻穴でよがるなんて、コクった奴は想像もしてないだろうな」
「はぐぅっ!ルナは、お尻で感じる変態なんですっ!悠様の玩具なんですぅう!」
自らで自らを昂らせ、悠に奉仕を施すルナ。
やがて悠も耐えきれなくなり、男らしからぬ声を上げる。
「ぅ……イクっ……」
「ああぁっ!ぁっ、はぅああああん!んっ……出て……るぅうう!」
絶頂を迎えた彼女は、腸内に流れ込む精液に、また絶頂を迎えていた。
射精を終えた悠は、ルナの尻穴にローターを押し込む。
「お風呂に入るまで出しちゃダメだよ?」
「ぁっ……は、ぃっ……」
細かい感覚の痙攣を繰り返しながら、ルナは悠の方へ向き直る。
「お、お掃除、します」
「ちょ、お……くっ」
彼の静止は間に合わず、自分のアナルを犯した陰茎に舌を這わせるルナ。
その淫靡な音色は、未だ最強のままのローターの振動と折り重なり、予鈴に掻き消されるまで奏で続けられていた。
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街は夕立にみまわれていた。
降り始めた頃にアパートが見えていた悠は、少し濡れた制服を早々と着替えていた。
「ふぃ〜……」
彼に続いてアパートへやって来たまどかは、随分と被害に遭ってしまっている。
黒いブラジャーがクッキリと浮き上がっている程に。
「あれ? 愛は?」
「さぁ……足止め食らってんじゃないか?」
まどかをあまり見ないようにしながら悠は答えた。
「ラッキー! シャワー借りるね?」
「おぉ」
ずぶ濡れの髪の毛先から水滴が滴り落ちていく。
浴室の手前で足を止めたまどかは、少し悠の方へ顔を向けた。
「背中、流してあげよっか?」
「……え? でもお前」
「いいからいいからっ」
意味ありげな笑顔を悠に向けるまどかは、
「ちゃんと前は隠しといてよねっ」
と念を押して、浴室のドアを開いた。
「は、はあ……」
どこか間の抜けた声で返事をした悠は、まどかの
「いいよーっ!」
という声を聞き、首をかしげつつも腰を上げたのだった。
脱衣所に入って服を脱いだ彼は、言われた通りに腰にタオルを巻く。