花嫁サークル!! 55
快活に滑る志穂の舌。
肉厚で柔らかいそれは、悠の右足に押し当てられると、水を吸ったスポンジのようにじわっと唾液を広げる。
目を細め、取りつかれたようにただ露にされた彼の足を舐め清め、一心不乱に自慰に耽る。
そんな志穂の顔を見ながら、悠はふと考え事をしていた。
全てを忘れさせる。
志穂にとって、彼の右足にはそんな力があるらしい。
彼女がそんなに忘れたいこととは何か。
何故悠の右足なのか。
彼は志穂の舌の感触も忘れ、瞳を潤める彼女を見下ろし、そればかり考えていた。
「お願いします……悠様ぁ……」
お尻を持ち上げる志穂。
まるでオシメを変えてもらう赤子のように、高々と据える。
彼女は、自らまんぐり返しの恥ずかしい格好になった。
「……踏んでください」
優等生の志穂が純白を晒し、膝裏に手を添えている。
上から見下ろす悠に、懇願の眼差しを向けている。
その様はまるで、服従した奴隷のようだ。
急速に思考を止める悠の頭。
彼は本能に突き動かされ、高々と見せつけられる彼女の秘所へ右足指の付け根を置く。
「はぁっ……ひゃんっ……」
グリグリと踏みにじられ、志穂は甘い声を上げた。
「よく見えるだろ?」
「はいっ、あっ……はん!」
快感に目を細めるも、志穂は、自分の大事な所が踏みにじられている光景をしっかりと見つめている。
「パンツが濡れてきてる……」
「あっ、あっ、後で綺麗にしますぅ……ぅんん」
昼休みを告げるチャイム。
それを聞いてもなお、彼らは行為を止めなかった。
「こんな感じがイイのか?」
「あぁん!悠様ぁっ、気持ちイイです!」
何かを掻き消すように、志穂は乱れていた。
────────
ちょっとハードな悠の一週間が終わろうとしていた。
蒸し暑い夜の静寂に絡み付く音色は、涼しげでありながらも、胸の奥を昂らせる。
「わぅっ!うぅんっ!」
華奢な体を軽々と持ち上げられ、駅弁スタイルで貫かれる冬香。
ゆったりと大きいモーションで、奥の奥まで突き上げられている。
その下では小春と千秋がリズミカルに踊る玉を一つずつわけ合っていた。
「う……ぁふ……」
背後では身を屈めた夏希が悠のすぼまりに舌を捩じ込んでいる。
彼女は本当に舐めるのが好きらしい。
「も……ィクっ……」
「あぁ!わふっ……んんん!」
冬香の鈴が弾むように音を立てる。
断続的にか細く響き、彼女の絶頂を物語った。
「口開けて、舌出せ……そう……」
冬香を下ろした彼は、舌を絡め合う小春と千秋へゴムの中身を絞り出した。
ドロリと滴る白濁液は互いの舌上で転がされ、唾液と混ざり合い、呑み込まれていく。
「次は誰?」
冬香が息を切らしながら肉棒の掃除をする中で、悠の向かい側で四つん這いになる他の三人。
三つの尻尾は悠を誘うように揺れていた。