花嫁サークル!! 51
「うっ、ウサギは何て鳴くのよっ……ぁっ」
左手の指から口を離した千秋は、困ったように呟く。
二の腕に跨がっている彼女は、腰を艶かしく振りながら折り曲げられた肘から上を胸で挟み、擦り合わせている。
「千秋は千秋の鳴き声をきかせて?」
「はぅぁっ、ひうぅ!」
乳首を摘まみ上げられ、千秋はより強く女口を擦り付けた。
彼女たちの尻尾は既に微動しており、その上でそれぞれに蜜壺を刺激されている。
「もふん!も、モーォっ……もぉお!」
一際リズミカルに鳴る小春の鈴。
4人の首元で鳴る鈴の中で一番激しく音色を奏でている。
彼女たちが鳴らす涼しげな筈のその音は淫靡に響き、悠のS心を擽った。
「モオォ!モっ、もぅっ……はあああんっ!」
小春の体がガクガクと震え上がり、中で果てる肉茎を包む膣壁は痙攣しながらうねりを上げた。
搾り取るように、断続的にキュッと締まり上がり、力が抜ける。
惚ける彼を余所に時計回りに移動した彼女たちは、肉棒に向けてゴムから種汁を絞り出した。
そして前後左右から顔を寄せあって舌による掃除を施し、それは奉仕へと変わっていった。
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深夜、悠は目覚めた。
何時間か前には噎せ返るほどに充満していた熱気も、今はすっかりなくなっている。
昨日に続いて、彼女たちを相手に8回も射精を迎えた悠。
しかし、ベッドから下りて項垂れているのは、決して疲れのせいではない。
「はぁ……」
短く、大きな溜め息が夜の空気に溶けた。
飼育委員だったことを、彼女たちを見た日から思い返されている。
その思い出は楽しいことばかりではない。
彼は1リットルパックの中のお茶をストローから啜り、思い出したように浴室へと向かった。
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「ほ、ほら……さっさとあーんしてっ」
頬を赤く染める千秋。
口を開けた彼の口へ、フォークの刺さったトマトが運ばれた。
その股の間では、朝のご奉仕当番である夏希が剛直を熱心に舐めている。
あとの二人、小春と冬香は、やはりテーブル上に四つん這いになり、皿に張られた牛乳を舐め救っていた。
「グリンピースは……」
「わ、私の作ったものに好き嫌いするなっ」
口を開けろと促すフォークの先に、彼は渋々従う。
ピチャピチャと牛乳を舐める音が彼の鼓膜を振るわせ、その興奮を口で受け止める夏希。
口内を跳ね回る欲望を唇で締め上げながら、舌は甘えるようにチロチロと這い回される。
「んぐ……んっ……」
夏希は首をリズミカルに上下させ、自分にもミルクが欲しいと目で訴えた。
「あ……出すぞ」
「んふ……んぶぶっ!……んふぅん……んく……」
一番搾りが喉奥に迸り、それを幸せそうに飲み下す夏希。
最後の一滴までホットミルクを啜り上げた彼女は、悠の食事が終わるまで名残惜しそうにサオをチロチロと舐めていた。
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