花嫁サークル!! 49
ベッドに寝転ぶ悠。
彼に群がるペットたち。
肉棒に顔を寄せる彼女たちが犇めき合う度に、複数の鈴が鳴り響く。
悠の顔に跨がる冬香は、花びらを見せつけながら陰茎をくわえていた。
彼の右には千秋、左には小春が控えていて、肉壺に彼の指を導きながらシャフトの中腹から根元辺りを舌で挟み込む。
股座では夏希が上体を沈め、垂れ下がる陰嚢を、ミルクを舐めるようにペロペロと掬い上げる。
「んんっ!……んぶっ」
舌先が冬香の秘部を責める。
腰を捩らせることで、尻尾の先が悠の髪をサラサラと滑った。
彼の指は蜜を纏い、ウサギとウシを責め立てている。
苦悶の表情を浮かべる二人は、それでも舌をサオに滑らせる。
暫くして千秋が尻尾の付け根に彼の指をあてがった。
少し感触の違う物が彼の指先に当たる。
彼はそれをスライドさせてみた。
「あはん!はぅぅ……」
身を捩る千秋。
彼女の尻尾が細かく震えている。
悠がスライドさせたことにより、アナルバイブのスイッチが入ったのだ。
それは振動するだけの簡素なものだが、腸内を刺激するには十分である。
「くぅん!ひぁ……」
同じ様に、小春の尻尾にもスイッチを入れる悠。
尻を艶かしく振り立てる彼女は、千秋と反対側から肉棒を舐め上げる。
「んぐっ!んんんっ!……んふぅぅ」
冬香の尻尾が振動を始めたその瞬間、彼女の口内に白濁が広がった。
それは、どこにそれだけ残っていたのかと訊きたくなるくらいに多量で、冬香が噎せてしまった程だ。
彼女が飲みきれなかった物はシャフトを伝い落ち、小春や千秋、玉を舐めていた夏希までもが舌に絡め取っていく。
悠が惚けていたその間に彼女たちは時計回りに移動し、悠の顔は千秋に跨がれた。
結局悠は活動内容を聞くこともなく、気付けば部屋に一人で居た。
彼女たちを相手に8回も達し、1日で換算すると11回も射精している。
里奈・夕貴コンビに続く記録だ。
もっともそれは里奈の性技が凄まじいことが要因で、そういう意味で里奈は畏怖の対象となり得る。
「はぁ〜……」
溜め息を洩らす悠。
一度に4人の、謎の恋愛理由を考えるはめになったのだから仕方ないかもしれない。
とは言え、未だ一人もわかっていない状態の彼には何からどう手をつけるべきかすら考え付かないでいた。
────────
「朝のご奉仕当番は私ですっ」
一人分の朝食が並べらた。
しかし何故か回りには、少量の牛乳が張られた皿が二つある。
朝のご奉仕当番と名乗り出た小春が、ベッドに腰掛けた悠の股座に身を置いた。
悠の傍らには夏希がおり、悠の口に朝食を運んでいる。
「あは……ぅん……」
裏筋を舐め上げる小春の向こうで、机の上に四つん這いになる千秋と冬香。
髪を掻き上げながら、牛乳の入った皿へ顔を近付けていった。
女をペットのように扱う。
悠理想のシチュエーションの一つである。