花嫁サークル!! 39
「悠様ぁ……こちらにもください……」
美穂が甘い声を出しながら、悠の方へ尻を向けた。
未だ肉棒を舐め清めながら器用にスカートを脱いでいく。
その様子をムッとした表情で見ていた志穂も、
「お、お願いします……」
と言いながら尻を彼の方へと向け、スカートを脱ぎ始めた。
パンツだけを穿いた状態になった美穂と志穂。
悠から見て左側は美穂が、右側には志穂がいる。
彼は、なおも愚息を舐め続ける二人の亀裂に指を這わせた。
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彼が目覚めると辺りは真っ暗になっていた。
明かりを点して時間を確認すると、既に日付が変わっているのが解る。
衣服を着ながら、美穂と志穂のことを思い出す。
僅かな時間の中で5回ほど導かれた彼は、どうやら彼女たちが帰ったことも気付かぬままに寝てしまったらしい。
軽い空腹を覚えたのか、悠はコンビニへと向かった。
「ぃらっしゃいませー」
とダルそうなバイトに迎えられた彼は、店内をうろうろしながら品物を物色し始める。
しかし暫くすると、本のコーナーへと足を運んでいた。
表紙がボロボロの雑誌を手に取り、それを開くことなくぼんやりと見つめている。
『ホップステップ』と書かれたその雑誌は、その状態から、沢山の人に立ち読みされたであろうことが推測できた。
(そう言えば……)
何かに気付いた悠だったが、その内容は靄がかかったように曖昧にしかわからない。
しかし、何かを思い出しかけている様子だ。
悠は雑誌を本棚に戻すと、適当な買い物をしてコンビニを後にした。
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次の日。
「んふぅ……っ……」
艶かしい吐息が洩れる。
美穂が激しく首を振り乱し、朝勃ちした悠のモノに口腔奉仕をしていた。
キッチンには朝食の支度をする志穂の後ろ姿が確認できる。
「っく……」
一番搾りが美穂の口内に広がり、彼女それを飲み下していった。
「濃い……」
少し眉を寄せた美穂だったが、直ぐに蕩けた表情に戻る。
「おはようございます」
「あぁ、おはよ」
この寝起きにも慣れてきたのか、悠は至って普通に返した。
「ご飯までもう少しお待ちくださいっ」
美穂はウィンクしながら顔を傾けると、彼の右足に顔を寄せた。
瑞々しい唇を割って出てきた舌は、悠の足の親指の裏側をペロリと這った。
それを皮切りに、美穂は舌の腹全体を足の裏へと押し当てて行く。
「悠様っ。用意ができました」
志穂が机に朝食を並べ、悠の上体を起き上がらせた。
白米と味噌汁、焼き魚といった日本の朝食に相応しいものが並んでいる。
幸せそうに足を舐めていた美穂も顔を離し、ベッドを下りた。
「「どうぞ」」
彼と机の間に身を寄せた彼女たちは声を揃えると、少し元気を取り戻した悠のモノに左右からアプローチを始めた。
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