花嫁サークル!! 216
「今日は重要な事をお伝えします。ん……」
悠は壁を背もたれに座っていた。
その彼の股の間に腰を下ろしているルナは彼に背中を預けて首を捻り、接吻に及んだ。
「……重要なこと?」
彼女を抱き抱えるように腕を回した悠は、躊躇いなくルナの胸を鷲掴む。
「一人だけ相手をしてもらう口実じゃなくて?」
「はんっ……違います。が……悠様が望むのなら……ルナを弄びながらでも、ぅんん……構いませんっ……」
彼女は彼の脚を膝の下に潜らせるように、M字に開脚した。
「で、重要なことって?」
ルナの豊乳を搾りながら先を促す悠。
彼女はピクンッと弾みながら口を開く。
「悠様に、ぁっ……決断していたっ、いただく日のことっ、です、んくぅ……」
「決断?」
「はいんっ……学園祭のっ、あっ、後……にっ、機会を設けたいと……ぁあ……」
学園祭の数日後、否が応でも花嫁を選べということらしい。
確かに重要なことではある。
三年生のことを考慮すると卒業式まででは何かと不都合だ……と、ルナは喘ぎ混じりに付け加える。
「……わかった」
悠は改めて自分の使命を思い知らされた。
好きになってもらった理由を突き詰めることに熱中し、その先にあった根本的な目的に霞がかかっていたのである。
「悠様……」
悠の手に手を添えるルナ。
「悠様が誰を選ばれても、私たちは決して悲しみません……と言うと嘘になりますが、悠様の幸せのために、それを呑み込んでみせます」
ルナは悠の手を介して胸を揉み回す。
「私たちのことを想ってくださるなら、その時が来るまで……たくさん可愛がってください」
手を動かしながら再び首を捻り、軽く唇を触れさせる。
「性処理穴が、悠様の形になるまで……たくさん……」
ルナ自ら悠の手を導いていく。
微動するローターに、彼女のショーツは乾くことを知らない。
指が触れた瞬間、生暖かい湿り気を容易に感じることができた。
「……いつからパンツ穿くようになったの?」
「はぁぅ……二学期が始まる……少し前っ、です……」
悠の手が意志を取り戻し、指先が若芽を押し上げ始める。
「どうして?」
中指が敏感な突起を押し潰した。
グリグリと回転するとルナの太腿がビクビクと波打つ。
「あぁっ、濡れやすくなった、みたいで……んっ、溢れ出てしまうんですぅ、んはっ……ローターが、落ちてっ、しまいそうでぇっ……」
「俺の許可なく、か?」
「あぁっ! すみませんっ、悠様……許してっ、くださいぃ……」
陰核をこね回す指先は、玩具の司令塔へ向けられた。
「はぁぁっ! 悠様っ、お尻がっ! お尻がぁぁっ、ぁぅん!」
ルナの腰が跳ね上がる。
細かく蛇行した髪が小刻みに揺らしながら彼女は喉を反らした。