花嫁サークル!! 215
彼は前のめりになると、純華の腰を掴み、更にグッと引き上げた。
「はふ……んん……」
彼が腰を引いたことにより臀部は自然と割れ、そこを舐め回していた花音は尻穴の更に奥へ舌先を届かせる。
首を振って舌を抜き差しし、彼に快楽を与え続けるよう努めた。
一方の純華は手足の距離が縮まり、バランスをとるのが難しくなっていた。
膝を伸ばしきって手に体重を預けやすくするために、足を大きく開かざるを得ない。
そんな純華の尻肉を鷲掴む悠。
次の瞬間、彼は手を振り上げていた。
「んぐぅっ! んふぅぅぅっ……」
艶めかしい鼻息。
尻肉から広がる鋭い痛みに、純華は腰を捻らせた。
そして次をねだるように尻を左右に振ってみせる。
「んんぅっ! んふぁぅっ!」
甲高い声を上げながら口舌奉仕に励む純華。
彼女がくぐもった悲鳴を上げる度に、花音も腰を捻っている。
やがてそれは腰振りオナニーへと変わり、尻を叩かれながら達した純華と共に床へ飛沫をまき散らしてしまっていた。
「よし……二人でイかせろ」
「「んぁっ……はいぃぃ……」」
純華が口を離すと、ドロっとした涎がシャフトを伝い落ちる。
それを舐め上げた彼女は、そのまま花音と共にカサを擦り付ける。
差し出された二枚の舌が息を合わせたように根元からエラまで滑り上がり、刺激していく。
「く……手を使って」
「はいん……」
「ぁん……かしこまりました」
二人は戒められた手で肉棒を包み込むと、慈しみながら擦り始める。
鈴口の左右に舌を分担させ、その時を待っていた。
「……っ!」
悠が無声の呻きを上げ途端、真っ白な種汁が噴き上がる。
お嬢様と生徒会長の顔を無遠慮に汚し、当然のように舌へ飛び散った。
「あん……ん……」
「はぁぁ……ありがとうございます……」
口内に及んだ精液を美味しそうに飲み込んだ二人は、顔の汚れもそのままに残飯を奪い合う。
熾烈なご奉仕合戦は、彼女たちの舌をより卑猥に躍らせたのだった。
――――――――
白い噴水が降り注ぐ。
朝の日差しを浴びたそれはキラキラと輝き、美しいとまで思えた。
しかし下劣な飛沫に変わりはない
それでも、彼の下半身に寄せた顔もろとも舌上で白濁を受け止めている二人が嬉しそうにしているのは、悠を愛しく想っているからなのだろう。
「おはようございます……」
と少し恥ずかしそうにする志穂に対し、
「おはよ」
と紗耶はいつもの調子で口にした。
彼はそれに至って冷静に応え、身を起こしたのだった。
いつも通りに登校し、彼にとって至って普通の授業を受ける。
今日は志穂か……と頭の中で彼女の情報を整理しているうちに、昼休みが訪れた。