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花嫁サークル!!
官能リレー小説 - ハーレム

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花嫁サークル!! 199

夕貴の口内には未だ飛沫が起きており、5人で味わうには十分な量を吹き上がらせていた。
射精に下半身を浮かせている悠。
その口元には、食材を運び込んでいたルナと愛の唇が同時に迫り、伸ばされた舌を一心不乱に貪っていた。



「図書室」

悠の質問に、結衣は今まさに二人がいるこの場所の名称を口にした。
放課後になった校内は相変わらず学園祭の準備に追われ、西日の射し始めたそこには二人以外の影はない。

「で、これが『森』……です、悠様」

本棚の森の深奥部。
分厚い外国書が並ぶ中に、目当ての物はあった。

「ありがとう、結衣」

「ぁぁ……いえ……」

小さく短い震えに襲われた彼女は、我慢できずに白い指を彼の股間へ這わせた。
誰もいない図書室の奥まった場所というシチュエーションが、結衣の性欲に囁きかける。

「くわえてもいいよ。結衣」

それを煽るように、悠は性処理玩具に電源を入れた。

「んぅ……ありがとうございます……」

彼女は膝を折り、チャックを引いていく。
まだ小さい彼の愚息を丁寧に取り出すと、うっとりとした表情を浮かべ、悠の脚に手を添えた。

「んぁ……んちゅ……ちゅ……」

浴びせられるキス。
冷たいイメージを抱かせる結衣の細い唇は、湿り気を帯びさせながら男根に押し付けられていく。
顔の角度を変えながら隅々まで狙いすまし、甲斐甲斐しさを窺わせた。
本棚にもたれ掛かった彼は、結衣の接吻をイチモツに感じながら分厚い裏表紙を捲ってみる。
紙でできたポケットに入っている貸し出しカードを抜き取り、借りた生徒名に視線を走らせた。

「んふ……はぁぁっ……」

そこにあった名前。
1‐Eというクラスと昨年の日付から、その名前は自分のもで間違いないと確認する。
返却日付は12月。
冬である。
結衣の話と合致しており、その次に訊いた思い出の場所は図書室であった。
やはり本の返却時に何かあったようだ。

「んくっん……んくぅ……」

軽く引いた腰を振りながら、右へ左へ肉棒を追い掛け回す結衣。
脚に手を添えたのは、手を使わない奉仕をするためである。
彼女の思い通りに事が運ぶと、玩具として愉しんでもらえなということを心得ているのだ。
息が上がりつつも口を閉じることはなく、ふらふら揺れる半勃ちのモノに舌を寄せ、熱い吐息と唾液を塗り付けていた。

「はぁん……んぐっ……」

愚息が体温に包まれていくの感じながら、彼は脳内でタイムスリップを試みる。

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