花嫁サークル!! 194
その手つきに迷いはない。
悠がタオルを手にとる様子を目の端に捉え、彼女は悪寒を背筋に走らせた。
「悠様……んっ……」
後ろ手に縛り上げられた美鈴は、指示に従って机の上で膝立ちになる。
パソコンを打っている美穂に背を向け、正面を悠に凝視されていた。
縛られたことにより彼女の白い肌は余すことなく蛍光灯の光を浴び、少し大きくなった乳房やその先の小さな突起のみならず、薄目の陰毛に加え、それを挟むように書かれた「悠様」「専用」の文字、そして彼専用の綺麗な秘部、全てが彼の視界に入っている。
座ってその裸体を見上げている悠に対して、美鈴は更に胸を張り、股を開いた。
顔は真っ赤になっているものの、彼の要求を精一杯の覚悟で呑み込み、嫌がっていないことを身を以て証明した。
恥ずかしがることと嫌がることは違う。
その証拠に綺麗な桃色の陰唇は瑞々しく、今にも綻びそうだ。
「ひぁんっ……」
短い嬌声が洩れる。
金色の髪が一瞬跳ね上がり、手の動きは止めざるを得なくなった。
そう、喘ぎを洩らしたのは美穂。
美鈴の肢体を眺める彼は、机の下で伸ばした右足を美穂の股間へ忍ばせたのだった。
爪先で亀裂をなぞられ、陰核を押されると甘い声を出す。
背筋が震え、悶絶し、刺激を求めて脚を開いてしまう。
「あぁっ……ひぅん……」
やがて彼女は背後に手を付き、腰を自ら突き出した。
「悠様……?」
一方の美鈴は舐められるように身体を見られているだけ。
背後の嬌声を気にしつつも、顔を背けられずにいた。
「美鈴ちゃん、興奮してるの?」
乳首が尖り始め、白い肌は桃色へと変わっていく。
美穂の艶かしい声も手伝って、美鈴の身体は高揚していた。
「はい……感じてます……」
「ふ〜ん……」
頬杖を付いた彼は美鈴の秘部を覗き込む。
先程よりも蜜をまとった花びらからそれが滴るのは時間の問題であろうか。
「ホントだね」
「ああっ! ひんんっ……」
美穂の嬌声が激しさを増す。
「んん、悠様……お願いします……」
「ん?」
「我慢できません……」
吐息混じりに懇願を洩らす美鈴。
「どうして欲しいの?」
「触って……欲しいです……」
期待のあまり、とうとう淫蜜が内腿を伝い落ちた。
「美穂、おいで」
「あぁぁ……はいぃ……」
名残惜しそうに腰を上げた彼女は、悠の命令に従い机にあがった。
黒いショーツを脱ぎ捨てると、美鈴の横で四つん這いになる。
「続き、して欲しい?」
「はい……悠様、お願いします……」
美穂は腰を捩らせながら嘆願を紡いだ。
「どんな風に?」
「ぐちょぐちょのエッチなオマ○コをグリグリして欲しいです……んぁぁっ!」
言い切った瞬間、美穂の蜜壺に悠の指が捩じ込まれた。
右手の人差し指と中指に愛液を捏ね回され、足舐奴隷の文字を踊らせる。