花嫁サークル!! 20
それを聞いて、悠まで緊張を覚えた。
女と風呂など入ったことがないからだ。
それ以降、3人は口を開けなかった。
遠くの微かな波音が届く程の沈黙は、
「プールみたいだったぁ」
とはしゃぐ里奈の声で破られる。
先の三人が上がってきたのだ。
「……行きましょうか」
ルナの言葉を皮切りに、純華がスクッと立ち上がる。
悠は生唾を呑み込んだ。
一糸纏わぬ彼女たちは、全身を桜色に染めていた。
その肢体の美しさに、悠は思わず凝視してしまう。
ルナに負けず劣らず、純華の胸も少し大きめだ。
「あんまりみないでください……」
純華が小さな声で、彼はハっと我に返った。
「ここに座ってください」
と言うルナに従い、悠は台の様なものに座る。
ルナは彼の前に回り、座り込んだ。
「綺麗にしますね」
悠の手をとり、口に運ぶ。
彼の指が彼女の口に吸い込まれていった。
口内で舌が動き回り、瞬く間に彼の指は唾液にまみれる。
浴室に反響するその音はなんともいやらしい。
ルナは次々と指を舐め回し、その感触に、悠の血流は下半身に集まっていった。
「うわっ」
思わず悠に声を上げさせたのは、背中に当たったもののせいだ。
実際に見たわけではないものの、この状況では乳房しか考えられない。
つまり、純華が後ろから胸を押し当てているということだ。
「き、気持ちいいでしょうか?」
「あぁ……すごい」
純華の問いに、悠は心の底から答えた。
柔らかい中にも弾力を持つ胸は、彼の背中を縦横無尽に撫でていく。
目を瞑ってそれを楽しんでいた悠の胸元に、新たな感触が加わった。
目を開けてみると、いつの間にか泡にまみれたルナの乳房が押し当てられていた。
悠は胸に板挟みにされ、その興奮は愚息を固くさせていく。
「お顔も綺麗にしますか?」
ルナが上気した顔を悠に向けた。
その意図を解したとき、彼は
「お願いします」
と口走っていた。
お湯をかけて胸元の泡を落としたルナは、それで彼の顔を挟む。
悠が想像した通りだった。
「んん……」
ルナは優しく胸を揉み寄せたり、上下に揺さぶったりして悠の顔を洗う。
彼はそれに酔いしれ、身を委ねた。
「はあっ……んっ……」
「んんっ……」
彼女たちの息が荒くなっていく。
ルナも純華も少しずつ欲情していた。
立たされた悠の前には純華、背後にはルナと前後を変えてもなお彼女たちによる刺激的な入浴は続いていた。
純華は膝をついて、悠の愚息を胸で挟み込んでいる。
「んふぁ……恥ずかしいです……」
顔を真っ赤にして、胸におさまりきらない亀頭の先をチロチロと舐め上げる純華。
背後のルナは、一番汚い箇所であろうアナルのすぼみに舌先を捩じ込み、丹念に洗っていた。
上りつめる快感に脚を震わせながら、悠は至極の入浴を愉しんでいる。
「でっ、出るっ!」
彼の意識の全てが肉棒に集中した。