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花嫁サークル!!
官能リレー小説 - ハーレム

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花嫁サークル!! 185

「あぁ、いいよ」

さんざん上半身を舐め回された彼は、その申し出を了承する。
ずらされたズボンから飛び出た興奮に、夏希は舌を伸ばした。
丁寧にペロペロと舐め上げ、それを楽しむように軽快に踊らせる。
猫のように四つん這いになり、しなやかな肢体をエロティックにくねらせながら、根元から先まで隈無く唾液を塗りつけていった。

「んく……んふぅ……」

艶かしい吐息を絡め、イチモツをくわえ込む。
口唇を滑らせるものの、あくまで舌の動きを主軸にするその口技に悠は背筋を震わせた。
舌をあてて滑らせると言うより、舌の動きに合わせて唇が滑らされると言った方が妥当だろう。
裏筋を点々と這い回りながらカリ首まで戻ってくると、亀頭の縁をなぞり、溝に捩じ込んでくる。
舌使いに於いては、夏希のそれは絶品であった。
張り付くようにあてられ、休むことなく刺激される。
口の端から涎が垂れても、夏希は舌を止めなかった。

「んんくっ……んんくっ……ほひぃ……」

腫れ上がった肉茎を滑る口唇が更に絞られる。
ストローク速度も上がっているが、それに呼応して舌の動きも激しさを増した。
大きくなった肉塊は唾液にふやけそうなものの、硬度は最大限にまで達している。

「夏希っ……出るぞ……」

「んっんっんぐぐ! んぅぅっ!! んっく……んく……」

くわえたままホットミルクを受け取る夏希。
恍惚とした表情で、漸くありつけたご馳走を味わいながら飲み下していく。
吸い付きながらまた何度か首を動かし、全て啜り上げていった。

「ん……美味しい……」

彼女はうっとりとした顔で舌を伸ばす。
そして名残惜しそうに愚息をペロペロと舐め回しながら、目線でおかわりをねだっていた。

――――――――

次の日。

「はっはっ……んんっ……」

正座して膝を開き、前のめりになりながら背筋を伸ばす冬香。
眼前に男根が迫るも、おあずけを食らっている。
彼女は悠に呼ばれ、彼の家に赴いていた。
冬香が彼を好きになった理由。
それは夏希の由縁と一緒だった。
ただ冬香はピピが亡くなって号泣する悠に胸を射たれ、自分もそこまで想われたいと思ったという。
軽い嫉妬を抱く程に。
故に、悠のペットとなることを強く望んでいた。
愛情溢れる交わりの後の第2回戦は、牝犬ペットとしての性交をねだったのだった。

「はぁっん……くぅんんっ……」

おすわりを命じられている彼女。
立派な尻尾が微動して尻穴を震わせるなか、先程出された精液を右手の中指で掻き混ぜている。
それは名残を惜しむと言うより、新たな昂りに自ら慰めているように見えた。
愚息に頬擦りしながら鼻を鳴らし、愛液と精液と唾液に紛れた悠のオスの臭いを嗅ぎ取っている。
それに興奮し、前足で弄っているのだ。
冬香は犬のように扱われることに高揚し、また悠も女をそのように扱いたいという願望を持っている。
二人の性癖は合致しているのだ。

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