花嫁サークル!! 174
前のめりになり、手に体重がかけられる。
膝は伸ばされ、俯せの純華の胴体は悠の膝の上から少し浮き上がった。
明るい茶色の薄い生地に、赤と黒のラインが交差するチェックのスカート。
それが捲り上げられ、フリルの飾りがついた純白のショーツが晒される。
「んああぁっ……」
臀部を少し覆った生地が寄せ集められ、食い込ませるように引っ張り上げられると、桃のように形の良い尻肉が外気に触れた。
「お仕置きしてやるから、叩かれただけ礼を言え」
「……かしっこ、まり、ました」
いやらしい手つきで尻を撫で回される純華は、くすぐったいような刺激に震えながら、身を捩って条件を呑み込む。
それに心地好い高揚を抱きながら、悠は手を振り上げた。
「はぁんっ! んんっ……あ、ありがとうございますぅぅ……」
尻を弾かれた瞬間、彼女の体は大きく跳ね上がり、栗色の巻き髪が揺れた。
「ひぅぅん! んぅっ……ありがとうございます……ありがとうございます……」
大きな悲鳴の後を引く艶かしい悶絶が、純華の悦びを示していた。
平手が振るわれる度に鋭く冷たい衝撃が尻を波たたせ、その仕打ちに身体が縮み上がってしまう。
その収縮に同調するように肉壺がキュッと締まって、乱れた呼吸を整えるかのようにヒクヒクと弾んでしまう。
淫口で繰り返すその息遣いは、また尻を叩かれて、キュゥッと一瞬呼吸を止めてしまうのだった。
「あんんんっ! んくぅぅ……」
そしてまた感謝を紡ぐ純華だったが、ここにきてアクシデントが起こった。
「純華、一回足りないぞ?」
「はぁ……はぁ……申し訳ぇ、ございませんん……」
息も絶え絶えの彼女は、ぐったりとしながらも胴を下ろさないように踏ん張っている。
その手にはだらしなく垂らしてしまった涎が輝いていた。
「もう一度始めからだ」
「はぃぃ……はぁ……ご主人様ぁ……」
そして彼女には、過酷な試練が課されたのだった。
悠の手が空を切る。
「ひぐんんっ! ありがっあぁぁ! ご主人様っ、あうぅ! 早いですっ! んあああっ!」
「お仕置きのお仕置きだ」
意味のわからないことを言いながら、彼は手を嵐のように見舞っていく。
集中豪雨を受けるそこは真っ赤に腫れ上がり、白い肌に色を飾った。
純華は呪文のようにただ感謝を述べ続けるも、快感と痛みに阻まれ、それは嬌声のみに変わっていった。
そしてそのまま
「あぐぅ! んんぁあ! ひあああぁぁぁあっっ!」
達したのだった。
その飛沫は噴き上がることをショーツに妨げられ、ジワリと滲むと、吸い込みきれなかった滴が内腿を伝い落ちる。
腰が痙攣を起こし、その快楽は伸ばされた四肢にも顕著に現れていた。
波が引いていくと、純華は脱力を余儀なくされたのだった。