花嫁サークル!! 169
「イく時はちゃんと教えろよ、理央」
「んん……はいぃ……悠さま……」
淫らに乱れる瞬間を自ら報せなければいけない。
それはその瞬間を見られるということを指し、また、あたかも見て欲しいがために伝えるというニュアンスを含ませている。
そう思うと再び理央を恥辱が襲った。
その強襲は、甘美な高揚とどうしようもない疼きを爪痕として残していく。
「パンツ脱いで、お尻向けてごらん」
「はぁぁっ……悠様……」
そんなことをすればどうなるのか、想像するのは容易い。
だが彼女の手はその想像通りの羞恥を求め、ショーツを下ろしていく。
ゆっくり悠から降りた理央は、さらに鈍い動きになるも、悠の顔を跨いだ。
「凄く濡れてる……」
「や……言わないでぇ……」
秘烈を作り上げる肉の盛り上がりにまで蜜が滴っている。
「広げてよ」
「そんっ、な……っ……はぃ……」
予想以上の羞恥に苛まれながらも、理央は恥辱にまみれたいがために、悠の指示を実行に移した。
両手で割かれた陰唇は淫らな糸を引き、奧に淫蜜を蓄えるピンクの花弁は瑞々しさに輝いている。
開閉を繰り返すそこからは、また新たな蜜が溢れ出した。
「いいぞ……そのまま……」
悠は肉棒を掴み、要求する。
大きなソレは理央を誘い、少し前へ出た彼女は当然のようにくわえこんだ。
両手で恥部を開きながら、首を振って奉仕に勤しむ。
「んっ……んく、ん、んふ……」
何度か往復を繰り返すと、くわえたまま動きを止めて息を整え、その間は舌で亀頭をなぞる。
くわえ込んだその瞬間から悠は手を離しており、理央の豊乳を鷲掴んでいた。
「んん……んっ! んぐぅぅっ!」
胸を搾られると身を捩り、首を振ると腰が動く。
ただ晒されたままの花びらは、止めどなく蜜を滴らせていく。
もはや見せつける羞恥よりも、見られているだけという焦燥が、物乞いに似た口腔奉仕の原動力と化していた。
「あぁ……上手くなったな。このまま出そうか……」
「んんぁ……いやっ。入れてっ……今度は入れてよ……」
「そんなんじゃあげないよ」
理央は手に力を入れ、一層陰部を剥き出しにさせる。
「お願いします……悠様のアソコ……理央のオマ○コに入れてください……」
もう止められない。
理央は口に出されたときの疼きと気持ちを思い出す。
避妊具にコーティングされていく愚息を見つめたまま、ルナの嬉しそうな顔を思い出している。
早く自分もそこへ行きたい。
「いいぞ、入れても」
「あぁ……ありがとうございます……」
自然とそう紡いでしまう。
そう言うと、悠が悦んでくれる気がした。
本能が赴くままに、彼の機嫌をとろうとしてしまう。
そうすると、新しい快感を教えてもらえることを知っているかのように。
「あぁぁ……ぁぁあああっ!」