花嫁サークル!! 168
「お願い……あんまり虐めないで……」
「お、俺が虐めたくても……か?」
光を集めて煌めく瞳と繊細な声の訴えに、悠は胸を締め付けられた。
動揺を隠せない。
悠を知りたいと言う理央。
虐めるなと訴える理央。
どっちが本当の彼女なのかわからなくなってしまう。
「違うの……悠を知っていくのが……気持ちいい……」
「理央……?」
「悠に虐められるのが気持ち良すぎて……私がいなくなりそう……」
そう告白した理央を悠は抱き締めた。
「大丈夫。こうして、俺が理央を見付けてあげるから……捕まえていてあげるから」
「悠……」
そしてまた唇が触れ合った。
「私、皆に見られて……」
「知ってるよ」
その言葉に、理央は驚きを隠せない。
「恥ずかしそうにもじもじして、でも腰をヒクつかせて……あんな大胆に……くわえて……いやらしい顔してさ」
頬を赤らめる彼女に、彼は続ける。
「今だって、同じ理央がそこにいる。俺にはわかるよ、理央」
「悠……」
唇を寄せる彼女の行為を、悠の手が遮った。
「俺を教えてあげるから、理央も全部教えてくれ。そのための呪文……知ってるんだろ?」
彼女は頬を赤く染めるも、その言葉を紡ぎ出した。
「悠様……理央に、ご奉仕させてください……」
「上出来だ」
遮った手を彼女の後頭部へ回し、押しつける。
理央の唇に触れたそれは、獣のように貪り始めた。
「ん゛ん゛ーっ!」
ショーツが引っ張られる。
今度は尻の方からのみならず、腹の方からも手が忍び寄り、Tバックのような形にされて食い込まされた。
「自分で擦り付けろ」
「そっんなっ……恥ずかしいぃっ……」
「理央っ」
「っん……はい……」
少し強くなった彼の口調は理央の神経を麻痺させる。
恥ずかしいことを命じられると、羞恥とあいまった欲望が膨らむ感じがした。
「あっ……はんっ……」
捩れたショーツは皺を刻み、肉厚な割れ目に飲み込まれている。
それに、股間を擦り始める理央。
相変わらず手は生地を引っ張っていて、陰核や秘口をより強く刺激させた。
「んぁっ! ひぃん……」
「エロい腰つきだな」
「止まらないのっ、んあぁっ……見ないでぇっ……ひぁぁっ!」
腹の方からショーツを引っ張る手はそれを止め、替わりに肉蕾を擦り始める。
爪を立てた人差し指は、布地越しにカリカリと引っ掻き、淡い刺激をそこへ与えた。
逃げるように尻を振り回すも、執拗に追いかけてきては爪を立てていく。
「ダメっ……あっ、いやぁっ……いやぁぁあん!」
ビクンっと腰を跳ねさせたものは、細かな痙攣を伴って背筋を駆け上る。
少しの硬直と微動を繰り返した理央は、仰け反らせた肢体を悠の上に重ねた。