花嫁サークル!! 165
小春の前に四肢を付く里奈と結衣は、彼女の股間に顔を寄せ、ゆっくりと伸び縮みしてくる肉棒を舌で挟み込む。
「ひぁぁっ……もう許してぇぇっ……」
乳頭を刺激されながら豊乳を蹂躙される荒々しさと、耳に這わされる舌の温もり。
そして淫口を擦られる刺激が、自慰で感度を増した彼女を襲った。
悠の頭を撫でるように回された腕がピクンと跳ね、彼の髪はくしゃりと押し潰される。
上半身だけを見ると艶かしくも情熱的な男女の絡みに見えるが、紡がれる吐息には懇願が混ざり、内腿から顔を出す肉棒には二人の女の子が唇を寄せていた。
隆起した肉塊は固く、小春を責めながら奉仕を受け続ける。
「足を開いて」
「あぁ……悠様……」
小春は期待を滲ませて足を開く。
自然と腰を突き出して、その瞬間を待ちわびた。
「はんっ! んくぅぅぅっ……んんぅっ!」
突き上げるように挿入された小春は、許しの証を求めて膣肉をキュッキュッと締め上げていた。
目が覚めると、そこは暗闇だった。
柔らかさと暖かさに包まれた悠は、再び目を閉じ、しばらく身を委ねていた。
よくわからない、石鹸と仄かな甘味を想像させるその香りは、彼が使っている洗剤とは異なる。
しかし焦りは覚えない。
そんな悠の髪を、再び温もりが滑っていく。
「起きちゃった?」
彼が顔を上げると、そこには理央がいた。
彼女の胸元に顔を埋めるようにして、抱き留められている。
「お疲れ様……」
ベッドに横たわる二人。
悠は裸のまま、理央はネグリジェに身を包んでいた。
皆に許しを与えた後、彼は気を失ったらしい。
「今は私のアピールタイムなんだって」
「……そっか」
湿度が下がり始めているためか、暑いことは暑いものの、微かに空気が澄んでいるように感じられる。
それは夜の更け具合を何となく想像させた。
「ルナちゃん、拗ねてたよ」
理央は顔を赤くさせ
「入れてもらう前に気を失うなんてって……」
と続ける。
「そっか」
柔らかく表情を綻ばせた悠。
理央に拗ねてたと思われるくらいに、ルナが本心を垣間見せていたことを想像した結果だった。
それは、今までの彼女とは違う一面を自然に見せられるようになっていることを窺わせた。
「ねぇ……私が悠を好きなった理由、覚えてる?」
理央に尋ねられ、彼はグッと体を上へ滑らせる。
二人の頭の位置が並んだ。
「お前を魔法使いだと見破ったからだ」
「うん……」
今度は理央が彼に身を埋める。
「あれは衝撃だったよ」
苦笑を滲ませた感想に、照れ隠しなのか、彼女は一層強く腕を回した。
「理央は望んでサークルに入ったのか?」
「……うん。どうして?」
彼の胸元から上目を遣わせる理央。
「いや……どんなサークルかわかってて入ったんだよな?」
気を惹くための活動内容。
厳しく設けられた罰則。
楽しくて愉しいイベント。