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花嫁サークル!!
官能リレー小説 - ハーレム

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花嫁サークル!! 161

「それはますます“責めて”もらわないといけないのですよ。お兄ちゃんっ」

里奈の妖艶な笑みが追撃を放つ。

「里奈、今……」

「知られたからには言いまくることにしたのです。覚悟するのです、お兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃん・・・」

そんな不思議なBGMが流れる中、さらに結衣も

「脱げって言って」

と迫る。

「はやく責めて。オモチャが持ち主に反抗したんだから」

彼女たちだけでなく、メンバー全員が悠を責めているように見えた。

「悠様? これは責めないと許してもらえませんね……」

何故か嬉しそうなルナ。
戻ったら謝ると言ったものの、確かにこのままでは許してもらえないかもしれない。
彼女たちの要求を聞き入れないことには……。

「あー……そうかな……?」

と疑問をあらわしてみるも、周りの目線はルナの意見を肯定していた。
あたふたしている理央を除いて。

「私も……今度は“責めて”欲しいです……悠様……」

淫靡さを纏うルナの懇願。
彼女は衣服に手をかけ、それを合図に他の者たちも露出度を増していく。
結衣は服に手を持っていくものの、悠からの指示をもらえずにもじもじしていた。
凛とした端麗が崩れた表情は、独特の淫らさを漂わせる。

「脱いで、結衣」

観念したのか、遂に彼からの指示が下った。
裸体を晒すメンバーに動揺する理央を残し、結衣は嬉しそうに衣服を脱ぎ去った。

「わ、私も……」

「理央はいいの」

顔を真っ赤にして服を脱ごうとした理央を、ルナの声が静止させた。

「せっかくのメイド服なんだから……それに、今日は理央の歓迎会。あなたは悠様のお手伝いをしてあげて?」

ルナは理央の耳に口を寄せ、

「準備……したでしょ?」

と囁く。
彼女は真っ赤になり、しかし、意を決して悠に歩み寄った。

「ゆ、悠……様……」

心地よい響き。
それが紡ぎだすのは、悠を興奮させる言葉。

「理央に……ごっ、ご、奉仕……させてください……」

彼の前に跪く理央。
メイド服を纏う者には相応しいが、何処か背徳感が漂う。
立場を利用して慰みモノにする……また、立場をわきまえずに主人を恋慕う……そんな、混沌とした空気ができあがる。

「理央……」

ジッパーを下げ、興奮を解放した彼女。
そっと目を閉じ舌を差し出す。

「はあぁ……あ……」

舌先に広がる熱を舐め上げ、理央は瞳を開いた。
自分の行為を彼に見られ、体が火照るのを感じる。
その周りを膝立ちのメンバーたちが取り囲み、自慰に耽っていた。
皆の視線を感じ、羨望を一身に受けるも、理央の舌使いは激しさを増していく。
舞台の上の作った自分ではなく、素の自分を見られる理央の気持ちは昂っていった。

「あぁっ……悠様……」

陰茎をくわえ、首を上下に振る。

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