花嫁サークル!! 153
「皆の生徒会長は、悠様の前ではただの淫乱な牝なんです……」
愛しそうに股間をさすりながら、大きな瞳で悠を見上げる。
凛とした顔立ちではなく、可愛らしい天使のような容貌。
明るさで皆を惹き付けるタイプで、気難しさの欠片もない。
だが、彼女は間違いなく生徒会長だ。
その彼女が、悠の前ではただの牝犬に成り下がる。
生徒会長の肩書きを持ったまま……。
「花音」
悠の口調が変わる。
いや、いつも通りに戻ったと言うべきか。
足元に跪く花音を悠はしっかりと見下ろしている。
「あぁっ……はい……」
腰を捻る花音。
盛りのついた牝の状態では、悠が呼び捨てにするだけで感じてしまう。
淫らな性癖が指示を乞わせるのだ。
サークルの集めた悠の性癖情報を知っていく中で、生徒会長という高い位置にいながら奴隷として扱われる悦びを覚えてしまったのである。
「花音っ」
「はいぃぃ……んん……」
彼女は悠の股間を撫でながら腰を震わせる。
多少だと思っていたのに、生徒会長だと意識した途端予想以上の興奮が彼を蝕んでいった。
「花音っ」
「あんぅっ……悠さまぁ……焦らさないでください……」
乱れた呼吸で花音は嘆願した。
「名前、呼ばれたら……エッチな命令を期待して……花音、それだけでイきそうです……」
悠の股間を両手で撫で回しながら、花音はカクカクと腰を前後に振る。
可愛い顔には愉悦が滲み、物乞う視線で見上げ続けている。
「全校生徒の前で名前を呼んだらどうなるかな? 今度実験してみようか、花音」
「んあぁぁっ、あんっ、おかしくなります……皆の前で、おかしくなっちゃいますぅ!」
腰の動きは早くなるばかり。
とてもはしたない格好を悠にさらし、それを見られて欲情している。
「でも我慢するのっ……こんな私、悠様にだけ知っていて欲しい……だから、オマ○コずぶ濡れにしながら我慢するのっ……悠様だけの牝奴隷なのっ……」
「花音……」
愛情あっての乱れぶり。
彼女の想いは悠の胸を締め付けた。
「はんっ……イきそうですっ……腰振りだけでイってしまいますぅぅぅっ! 悠様、イっていいですか? イかっ、せていただいて、いいですか?」
花音は切迫した表情を浮かべ、瞳を潤ませている。
悩ましげに尻をくねらせて達しないように調整しては、幾分鎮まるとまたカクカクと腰振りを再開させた。
「ダメだよ花音。一人だけイくなんて」
「ぁんっ……ご奉仕しますっ。花音にしゃぶらせてくださいぃ……悠様の素敵なオチ○チ○、牝奴隷の口マ○コに恵んでくださいぃっ……」
ズボンの上から頬擦りをするその様子は、確かに生徒会長よりも牝奴隷と呼ぶに相応しい。
惜し気もなく頬をあて、懇願を繰り返している。