花嫁サークル!! 148
機械的な振動は弱まる気配を見せず、彼女は腰をヒクヒクと捩りながら健気に悠を見上げ続ける。
彼は背もたれを前にして、跨がるように椅子に座っていた。
背もたれを支えるパイプに糸を介している、例の椅子だ。
悠の足が軽く床を蹴る。
「んぐぅぅぅーーっ! ん゛ん゛ぅっ! ん゛ふぅっ……」
椅子が軽く後ろへ滑ったその瞬間、里奈の乳首を挟む洗濯挟みに結われた糸はピンと張り、彼女は顎を突き出した。
小さな肢体が大きくバウンドし、ガクガクと腰が震え上がる。
快楽の飛沫を上げ、左右の内腿には輝く筋が幾つもできあがった。
「反省してないじゃないか」
里奈の口から引き抜かれたバイブには涎がまとわりつき、妖しい煌めきを放つ。
「でもこれは落とさなかったんだな。いい子だ」
「あ……ああっ、は、ぃ……お兄、ちゃん……」
間隔を置いて襲い来る震えが上手く言葉を吐かせない。
「そんな里奈には、もう一度チャンスをあげような」
左側の乳首を解放した洗濯挟みが、次の獲物を探して上へ上がっていく。
「舌出せ」
牝を飼うなら、いつも毅然な態度でなければならない。
そう教えたのは里奈である。
「はぃぃ、お兄ちゃん……へはぁぁぁ……」
サクランボのような可愛らしい舌が差し出される。
唾液を含んだその舌先が次のターゲットだ。
「はあっ……はっ、はぁぁっ……」
乱れた息が空気に拡散していく。
「落とすなよ?」
蠢くバイブが花びらに据えられ、押し込まれた。
「あひゃああぁぁぁぁっ!」
入れられた瞬間から抉られる肉壁。
先客は奥へと追いやられ、窮屈を訴えるように子宮口で振動し続ける。
辛うじて絶頂は免れたものの、感度が上がっている状態でバイブ落とさないように締め付けているのは相当きつい。
止めどなく溢れる淫蜜が余計な補助をしてしまう。
しかしそれは自分の意思ではどうにもできない。
いや、きっとこのように扱われて悦んでしまっていることへの罰なのだろう。
「おいで」
椅子に座ったまま、悠はゆっくりと後ろへ動き出す。
「ふぁぃ……はあ゛っ! あがっ!」
結果的に糸を引かれ、里奈は右の膝を少し前へ動かした。
しっかり締めた膣内を蠢くバイブに擦られる。
椅子は止まらず、糸に引かれるままに里奈は左の膝を前へ動かした。
そしてまた、バイブが擦れる。
「舌動かして」
「あ゛っ! あ゛ぃっ! はぁあっ!」
少し舌を動かすと、洗濯挟みに繋がる糸が震え、それは乳首を挟む洗濯挟みに及ぶ。
うっとりと悦楽に歪ませた表情を浮かべる里奈は、悠の指示に快感を貪った。
舌先から唾液が零れ、糸を伝い落ちていく。
喉には唾が溜まり、嬌声を濁らせた。
床に置かれた小さなテーブルに沿って椅子はカーブを描きながら進んでいく。