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花嫁サークル!!
官能リレー小説 - ハーレム

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花嫁サークル!! 138

「あっひぃっ! 悠様のチ○ポっ、でぇっ、オマ○コっ、オマ○コイクッ! イクぅんんん!!」

「うぁぁっ……っ」

うねりを上げる愛の膣壁に導かれ、肉棒が跳ね上がった。
吹き上がる勢いを全て子宮口に受け止め、肢体が勝手に震えがる。
膝の間に置かれた手がシーツを固く握り締め、皺の波を広げている。
その合間に漂う快感は、愛の身体を幾度となく痙攣させた。



思い詰めた表情の純華は、それを崩せないまま涼子の方を振り返った。

「それは……本当なのですか?」

「はい。本当です」

「……悪い冗談はよしてください」

ショックが拭いきれない。
しかし涼子は

「冗談ではありません。それが事実なのです」

と、意見を曲げない。

「そんなっ……そんなことって……」

純華の顔から血の気が退いていく。

「本当に、全ての男性に“ご主人様”と言わなければならないのですか?」

「はい。メイド喫茶はそれがあってこそ……言わば、スタートラインみたいなものなのです」

何度聞き返しても同じ答えが返ってくる。
純華には、涼子が言っていることが真実だとわかっていた。
今まで嘘をつかれたことなどない。
しかし、認めたくなかったのだ。
悠以外の男をそう読んでしまうと、その言葉に特別性がなくなってしまう。

「一つ、いい方法があります」

堅い表情のまま涼子は言った。

「何? 何なのですか?!」

藁にもすがる思いの純華は、いちるの望みを以て尋ねる。

「学園祭に参加しなければいいのです」

涼子の提案は明快だった。
やるかやらないか、2つに1つ。
しかし純華は引き下がらない。

「それはできません……」

サークルの運営費を賄うための出店なのに、自分だけ何もせずにそれを見ていることなどできない。
何より、大きな疎外感を感じてしまうのだ。
自分だけ仲間外れにされているような……そんな気持ちになってしまう。

「でしたら、我慢する他ありません」

涼子はいつになく厳しい口調で言った。
恋とは楽しいことばかりではない。
これは試練の一つなんだと純華に言いきかせる。

「私は……諦めません……」

何事もにこやかに承諾し、彼女の口からはわがままの一つも聞いたことがない。
しかしこのことに関しては一歩も退かない彼女の態度は、それだけの強い覚悟を秘めてサークルに参加していることを窺わせる。
そんな純華の様子を見て、涼子は次の台詞を喉元で止めざるを得なかった。

――――――――

それから数日後。
学校が盆休みから明け、校門の鍵が解錠される前日のこと。
花嫁選考サークルのミーティングルーム……つまり、いつものファーストフード店にメンバーたちが集結していた。

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