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花嫁サークル!!
官能リレー小説 - ハーレム

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花嫁サークル!! 136

彼の前では快感さえ自由に得られない。
そのことを身をもって痛感しつつも、気持ちは昂るばかりのようだ。
奪われた快感が後を引き、それを求めて媚を売ってしまう。

「イかせてください……悠様の前でっ、あぁっ……イかせてくださいぃ……」

身を捩らせて懇願する愛。
悦楽に潤んだ瞳が、悠からの赦しを訴える。

「もっとエロく言えるだろ? 本当の愛を見せて……」

その行為は、まどかに現況を伝えることが目的だった。
しかし、それを紡ぐことで興奮していた自分がいることを愛は知っている。

「……オマ○コぐちゅぐちゅしたいです……。クリっ、トリス弄って、オマ○コ掻き回して、悠様に見られて、イきたいんですっ!」

吐いた台詞が鼓膜を揺らし、体に染み渡っていく。
高揚が子宮を収縮させ、興奮の証がドロリとシーツに滴り落ちた。

「自分だけ気持ちよくなるのか?」

「ご奉仕、しますっ。させてくださいぃ! チ○ポ舐めながらオナニーして、イくところを見てくださいぃっ」

てろてろと蜜が滑り落ちる。
彼女の興奮は限度を知らず、恥ずかしさに見舞われるも、体の震えは止まらない。
陰核も乳頭も、まるで引っ張りあげられているかのようにツンッと勃ち上がっていた。

「いいぞ」

悠に導かれ、愛はベッドから下りた。
膝を付き、彼の股座に身を寄せる。

「んは……んん……」

舌の腹が惜し気もなく裏筋を撫で上げた。
赤茶色の長い髪が揺れ、可愛らしい顔が悠を見上げる。
戒められた手は陰唇に誘い込まれ、

「んぁぁっ……ぁあ!」

次の瞬間には嬌声が響いた。

「お、大きい……んくぅっ! 悠様のチ○ポ、あっ、美味しい……んんっ……」

突き出された腰が、快感を貪る度に捩られる。
舌を伸ばすために開かれた口からは熱の籠った吐息が洩れ、唾液と共に剛直へ絡み付く。
下から上へ舐め上げる度にピクピクと弾み、快楽に歪んだ表情を浮かべながら、愛はソレを舌先で追いかけ回した。
そして愚息は、彼女の口内に包まれていった。

「んふっ……んっ! ん゛ん゛ぅっ!」

口腔の粘液がまとわりつき、口唇でそれが塗り広げられる。
余分なものは啜り取られ、ジュルルルと卑猥な音を響かせた。
自ら秘部を責め立てる愛は、弾んだ喘ぎを喉奥で奏で出す。
秘口に埋まった二本の指が、首の動きに合わせて出入りを繰り返していた。

「ん゛っ、んくっ! んくぅ! んくぅぅぅっ! んぐぐぐ……っ!」

喉から悲鳴のような声を上げ、尻をビクビクと波打たせる愛。
口内に迸る絶頂を受け止めながら、快楽の頂点に触れた瞬間だった。
痙攣の余波が髪を震わせ、恍惚の色を瞳を滲ませながら、口に広がる悠の快感を喉に通していく。
噴出を止めた陰茎を深くくわえ込み、唇を絞めて名残を啜り上げた。

「悠様ぁ……」

愛が股下に遣っていた手を前に突き出すと、歪ながらも腕で輪が描かれる。

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