花嫁サークル!! 135
思い詰めた瞳が彼に視線を注ぐ。
「私の体……好きなように……」
胸の前に手を寄せる愛。
悠に愉しんでもらうことが、彼女の存在意義であるかのように……。
彼は彼女が求めるように、そして自身が望むように、自分のシャツでその手首を縛り上げた。
固く戒められた愛の手は頭上へ上っていく。
横になっても形を崩さない乳房が誇張され、小さな乳輪の中央に位置する淡いピンクが恥ずかしげに頭を持ち上げる。
「可愛いよ……愛……」
「ありがとうございますっ、ぅんんっ!」
彼の指が乳頭を摘まんだ。
小さなそれを更に引っ張り起こすかのように、くいくい捻りながら快感を呼び寄せる。
「んくっ、んくぅぅぅっ!」
馬乗りになった彼は、従順に腕を上げたままの愛を両手で責め立てた。
乳首を引っ張られる度に肘が折れ曲がるものの、手首をしっかりと頭上に据え続ける愛。
彼の意識を独占していることに喜びを感じ、少しでも応えようという想いが沸き起こる。
その成果は着実に純白のショーツに染み出していた。
次第に手は下へ下りていき、その中へ這い込んでいく。
「綺麗だ……」
悠に言われて、愛は頬を上気させる。
それは彼女への感想ではなく、恥丘に触れて得た無毛恥態への率直な蔑みだ。
「是非……全部、見てください……」
美白の維持に気を遣われた愛の肌が桃色に染まっていく。
全ての肌を悠に晒し、その視線を一点に浴びる彼女。
あるはずの陰毛はそこになく、包み隠さずに全てが露呈されている。
「あぁっ……はあぁ……」
自ら脚を開き、頭上の手は初めて下へ下ろされた。
陰唇を押し開くために。
「ん、んんっ……」
何度も身震いに襲われ、その度に艶かしい吐息が洩れる。
「見られて感じてるの?」
「あぁ……はいぃ。恥ずかしい、けど……感じます……」
まじまじと蜜壺を見つめられる。
その視線が奥を突き上げて来るようで、愛の体は悦びにうちひしがれていた。
悠の性欲を自分の羞恥のみで支配していく……そのことが、愛には一番至福を感じられた。
その幸福は止めどなく溢れだし、花びらを瑞々しく仕立てあげていった。
「我慢できないのか?」
「んっく、はあぁっ……ごめんなさいぃっ……」
縛られた手で花びらを撫で上げる愛。
悠の視線を一身に受けるも、その指先には止まる気配がない。
「あんっ……はあぁっ……」
右手の中指に淫蜜が絡まり、妖しい輝きを纏っていく。
躊躇いがちに体を震わせ、その羞恥を以て悠を挑発した。
「あっ! あぁぁっ! んくぅっ!」
指の腹で蕾を弾き、甲高い声が上がる。
感度を増していく愛のその手を掴んで、悠はその過程を阻んだ。
「ああぁぁぁ……お願いしますぅぅ……」
勝手に腰がくねくねと動いてしまう。
愛はそんな恥ずかしい醜態を晒した。