花嫁サークル!! 121
いつものルナからは予想もできない冷酷さ。
そんな一面を、悠は垣間見た気がしていた。
「寂しそうね」
ルナの指先が愛の赤い頬を撫でる。
アイコンタクトを受けた里奈はまどかから離れ、愛の責めへと移行した。
「いつまでそうしてるの?」
名残惜しそうに腰をくねらせるまどかを仰向けにし、ルナは顔に跨がる。
「顔中汚れるくらい私を気持ちよくさせて」
「ぁぁっ……はぃぃっ……」
まどかの顔はスカートに覆われ、その中にあるルナの花びらに舌が当たる。
5番目の夕貴を貫く悠の目に、嬌声を上げる愛とツルツルの割れ目を輝かせるまどかの姿が写り込んでいた。
レズもののAVを見ながら性行している心持ちである。
ただ一つ、出演者が知り合いの女の子であることが大きな影響を与えていた。
「んぐぐっ!」
ルナがまどかの乳首を摘まみ上げると、彼女の腰は高々と浮いて震える。
乳房が手すりであるかのように強く掴み、ルナは腰を振ってまどかの顔に秘部を擦り付けた。
罰則のメインはあくまでまどかを辱しめることにある。
彼女の方が辛い目に遭うのは、当然と言えば当然だ。
「くぅぅっ! あぅっ! ああんっ!」
ボリュームを最大限まで上げる愛の嬌声。
彼女の下に潜り込んだ里奈の左手の指は汚穴に埋まり、右手の方は中指で膣内を責めながら親指が肉芽を押し上げる。
さらに、乳頭に吸い付くというオマケ付きだ。
「ひぃぃぁっ! なっに、これぇぇぇ! くぅんんんっ!」
2つの穴を隔てる壁が交互に摩擦され、指先を絡めるように捻じ上げられる刺激。
まどかに負けないくらい内腿が輝いている。
「むりぃ! ダメっ……あっ……」
と感極まるところで、里奈の動きはピタリと止まる。
「あああぁぁっ……」
自然と腰をカクカクと前後させるも、先程の快感は得られない。
垂れた涎が床に滴り落ちていく。
「イかせてっ……お願いっ、お願いします……」
切羽詰まった様子で小さな声を洩らす愛。
悠にならまだしも、後輩の子の責めに対して形振り構わず絶頂を乞うまどかの姿に、少なからず蔑みの念が生まれていた。
しかし当事者になってみると、その蔑みを受けてでも達したい気持ちにさせられる。
後輩に辱しめを懇願することは、2人にとって屈辱の他ない。
上下関係を重んじる運動部なら尚更のことなのだ。
しかしこれで、罰則の9割が終わったことになる。
あとは仕上げるのみだ。
「四つん這いになって」
ルナに命じられ、まどかは四肢を床に突いた。
愛に身を寄せ、里奈の指を受け入れる。
「はぁぁっ!」
「んっく! ぅんん!」
2人して尻を並べ、里奈の指に膣内を掻き回される。
恍惚の表情を浮かべる二人の前には、ルナが君臨するように立っていた。