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花嫁サークル!!
官能リレー小説 - ハーレム

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花嫁サークル!! 115

「好きなように命令して、好きなようにいじめてください。だって、私たちは悠様のものだから……」

それだけ言い残すと、夕貴は彼を囲むメンバーたちの輪に入り、同じ様に膝を折った。
360度、膝立ちで悠を見詰める女の子が取り囲んでいる。
恥ずかしそうに、でも、何かを期待した眼差しが彼に注がれていた。

「まどか、目隠しはいいのか?」

思い出したかのように問う悠。
実はずっと気にかけていたのだ。

「うん……大丈夫……です」

そう答えたまどかの声は微かに震えていた。
無理をしながらも、きっと覚悟を決めたのだろう。
そう思った悠は、敢えて

「じゃあ、舐めて?」

と言った。
決意をした今だからこそ、勢いをつけてやろうという心遣いである。

「あ……はい……」

爽やかな水色と白のコントラストが目を引くユニフォーム。
それとは一見ミスマッチなヘッドドレスは、彼女が今メイドであることを象徴している。
メイドは主人には逆らえない。
無論、そんなものがなくても彼女たちは逆らうつもりはないのだが。
しかしまどかは少し訳が違う。
好きと言う想いだけでは乗り越えられない壁があるのだ。
しかしその壁は崩壊しつつある。
仲間がいるが故の嫉妬という感情、トラウマ打開に協力的な愛では生まれなかった焦燥感を、この誕生日会で抱いたのである。
そう、ルナの火付け作戦が軌道にのりつつあるのだ。
もっとも、そのために誕生日会を開いたわけではないが。

「んふっ……はあぁっ……」

前に出たものの躊躇っていたまどかの横から、ルナが肉棒を舐め始める。
わざと卑猥な音を立てながら、息を荒くさせて悠を見上げた。

「ちょっ……ルナっ」

意表を突かれたのは悠の方だ。
後ろ手に縛られても熱心に顔を動かして舌を這わせ、紅潮した眼差しで見上げる。
その表情が、校内人気の票を集める普段の容貌以上に愛らしい。

「我慢、できません。はしたない牝でごめんなさい……」

と自分を蔑む卑猥な言葉も、悠の前だけで吐かれるものだ。

「可愛い奴だな……」

精一杯の強がりである。
だがそれが、何よりの火付けになってしまった。

「悠様ぁ……」

「私も我慢できません……」

こうなってしまっては早いものである。
自分も可愛いと言ってもらいたいがために、抑えていた感情をさらけ出すメンバーたち。
彼の身体は忽ち唾液に輝き始めた。
悠の前に鎮座するまどかの存在などないかのように、ルナに続いて夕貴や純華も舌を差し出す。
寝転ぼうにも、臀部の夏希のみならず背中に愛、花音、美鈴などもおり、難しい状態だ。
指先は結衣と里奈、反対側では小春と冬香が舐めしゃぶっている。
右脚の脛やふくらはぎは美穂と志穂がキスを浴びせ、左側では紗耶と千秋が舌を何度も往復させていた。

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