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花嫁サークル!!
官能リレー小説 - ハーレム

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花嫁サークル!! 113

いつものポニーテールと違い、艶かしい髪は下ろされている。
それがまた刺激を誘うのか、悠は彼女を強く自身に引き寄せた。

「ま、待って……」

身体をまさぐる彼の手を制し、夕貴はタオルを拾い上げた。

「風邪、ひいちゃう……」

全裸で浴室に引かれてきた悠の衣服はここにはない。
もっとも、そんなものは要らないのかもしれないが。
だからこそ体の水滴をぬぐわなければ体調を崩しかねないのだった。
メイド服のボタンを二、三個外している夕貴の胸元は深い谷間を覗かせており、やはりドリンクが挟まっている。
「夜はこれからだよ」

夕貴らしからぬ台詞が紡がれ、強調した谷間を彼に見せつける。
悠は再び、一息に飲み干した。

「こちらです」

夕貴に手を引かれ脱衣場を出た彼は、導かれるがままに階段を上がった。
造りは以前訪れた建物と違っていて、向かい合わせに存在することドアが個室の存在を認識させる。
一方は純華の部屋で、もう一方は両親の寝室なのだろう。
となると、以前の建物は夫婦のみで出掛けるときに使用される場所なのだろうか。
そんなことを思いながら、彼は一方のドアの向こうへ誘われていった。
その瞬間悠の目に飛び込んできた異様な光景。
学校の制服、つまりセーラー服に身を包んだ美鈴と里奈。
紺色のブルマの体操着を着ている紗耶に、赤いブルマの結衣と花音。
猫の尻尾に見立てたアナルバイブを挿入した夏希と、犬の尻尾の冬香。
全員の頭には、メイドを象徴するヘッドドレスが乗っかっている。

「なんなんだ……」

悠は息を呑んだ。

「座って?」

夕貴の勧める椅子に座ると、途端に囲まれてしまった。

「髪、乾かしますね?」

そう言って、夕貴はドライヤーのスイッチを入れた。
股座には結衣と花音が陣取り、

「お疲れ様です」

と言って愚息へ頬擦りを始める。
四つん這いになって突き出された尻がゆっくりと揺れ、赤いブルマが卑猥さを際立たせた。
彼女たちの横にいる夏希と冬香も、太腿の辺りに頬を滑らせている。
尻尾が生えているだけあって、腰の振り方が一枚上手だ。
彼の脇からは美鈴と里奈が、上半身に頬を寄せる。
美鈴から水色と白の縞々の、里奈からは橙と白の縞々のパンツが、学校では見ることのできないくらいに短くしたスカートから見え隠れしている。
後ろに立つ夕貴と悠の間には紗耶がおり、彼の背中を頬で撫で上げていた。
身体中に頬擦りを受け、言い表せない快感を感じている悠。
乳房とは違った柔らかさ、弾力、何より顔を動かすという懸命さが染み込んでいくように思える。
その思いに、彼は彼女たちの髪を撫でながら目を細めた。

「もう乾いたかな……?」

「あぁ、ありがと」

悠の謝礼を聴いた夕貴も、紗耶と並んで頬をあてた。
胸板を撫でていた美鈴と里奈が徐々に上へ上がり、左右から頬に唇を寄せる。

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