花嫁サークル!! 106
「ちょっと見てみて?」
ルナの腕を掴むまどかの手に力が入る。
「こんなに濡らして……」
「ああっ、んっ……」
まどかの割れ目に指を這わせながら、ルナはまどかに囁く。
「ほら……早く……」
「………………」
意を決し、まどかはルナの肩越しに悠たちの方を見た。
彼に見詰められ、視線で答えるメンバーたちの顔は嬉しそうに上気し、更に愛撫の手に熱を籠らせている。
自分を見てくれていると自覚することで、彼女たちは頑張れるのだ。
「ほら……また溢れてきた」
「んくぅっ……はぁっ、はぁぁぅっ……」
ショーツの脇から指が滑り込み、まどかの中に吸い込まれていく。
「ゆっくんが初めてなんでしょ? 正直、すごく羨ましい……」
その嫉妬を指先に託されたルナの中指が、まどかの中で掻き回される。
「その相手のオチ○チ○、好きになれないのかな?」
「ああっ! くぅぅっ、んっ!」
「ほら、見て? あなたが乙女を捧げたアソコ……」
暗示にかかったかのように、まどかの視線はそこへ向かう。
5人が顔を寄せあっている彼の股間。
悠の顔色を窺いながら、皆懸命に舌を寄せあっている。
「見える?」
「み……見える……」
まどかの膣がキュッと締まった。
顔を寄せ合うメンバーたちの合間から、高く聳えるようにそそり立った悠の肉塊がまどかの視界に入ったのだ。
「どう? 気分は」
「……悔しい」
まどかが初めてを捧げた悠のモノは、別の女たちに舐められて興奮している。
しかも、自分の物だと主張するように目線を悠に向け、彼は優しい眼差しでそれに答えていたのだから。
「んふっ……その気持ちがあれば、直ぐ慣れるよ」
ルナは大きく開いた胸元に手を入れ、谷間に挟まっている四つ折の紙をまどかに握らせた。
「悠様に……」
「えっ……あんんんっ!」
まどかの躊躇いをルナの指先が払拭させる。
「悠様にイかせてもらいなさい」
惜しいところでルナの指は抜かれ、まどかは思わず腰を捩った。
臀部を撫でられながら少しずつ悠のもとへ近付いていくまどか。
恐怖の塊から目を逸らしつつも、チラチラと視線が向かってしまう。
その度に、恐怖を上回る嫉妬が胸を焦がした。
「ゆ、悠様……」
「ん……はいっ!」
彼の口元に集まる里奈と結衣の唇は、それ以上の返事を許さなかった。
「これを」
悠の前で紙面を広げるまどか。
彼の手は紗耶と夏希の蜜壺にあてがわれ、解放される様子がない。
「なっ、んんっ……」
舌に二人の舌が絡み付き、悠は上手く言葉を出せなかった。
目の前に広がる紙面には避妊率と書かれている。
メンバーの名前の横にパーセンテージが表記されており、全員90後半の数字だ。
「この日のために皆ピルを処方したんですよ?」