PiPi's World 投稿小説

日常から非日常へ
官能リレー小説 - 戦争

の最初へ
 3
 5
の最後へ

日常から非日常へ 5

浅草に着いた人達は、東武で鬼怒川方面に行く人たちとつくばエクスプレスでつくば方面に行く人に分かれた。
俺達はみんなつくば方面に向かうことにした。
その頃、都内各地では…
「あんあんあん…」
「ウェッハッハッハ。チョッパリ(韓国人が使う日本人に対する蔑称)の女をウリの物にしたニダ。これでチョッパリの女はウリに皆惚れるニダ。ホルホルホル…」
ドォン!
「アイゴー!」
バタッと兵士は倒れる。
「君、大丈夫かい?」
「はい、でも妊娠してるかも…」
「じゃあ病院に行くよ。」
「あ、はい。」
こんな光景が広がっていた。
「これからどうしようか?」
浅草は避難民でいっぱいであった。どうやら新宿あたりに空挺降下をしたため浅草などの下町方面にはまだ侵攻はしていないらしい。TXに乗りながら話しかける
「そうね、北関東にはまだ侵攻してないらしいわ。どちらかというとお台場方面に米軍と自衛隊が押し返しているみたいね。ただすり抜けてきているチョンの馬鹿もいるらしいから東京から離れた方が賢明だったわね。」


「新宿、か…」
新宿に空挺部隊を下ろせるなら目と鼻の先の皇居や国会議事堂を狙えばいいのに、さすが斜め上の国のやることは違うと俺は思った。
後で聞いた話だが、その頃新宿は阿鼻叫喚の地獄と化していたそうだ。
韓国の空挺部隊は新宿の超高層ビル区域を占領しようとしていたのだが、よせばいいのにビルの林立しているところに直接降下したのだ。
おかげでパラシュートをビルに引っ掛ける兵が続出し、アイゴーアイゴーという悲鳴の大合唱は聞く者に確実にトラウマを植え付けていったのである。
だがそれでも、彼らの戦意は武器を持った敵に敵に出会うまでいささかも衰えることはなかった。髪の毛一本血の一滴に至るまで反日に捧げた民族という看板に嘘偽りはない。
「独島はウリナラの領土ニダ!」
「でも国際裁判は拒否するニダ!」
「対馬も韓国領ニダ!」
「靖国神社は焼却しる!」
「天皇は日王に改めるニダ!」
「日本海の呼称は抹殺しる!」
「柔道の起源は韓国ニダ!」
「キャ○テン翼はウリナラの作品ニダ!」
彼らは口々に叫びながら東京を走り回っていた。
補給もなく精神力のみで戦っている朝鮮軍(めんどくさいからまとめて良いだろう)はその北の片割れお得意のゲリラ戦に持ち込もうとしているのだろう。
それならば少しでも離れよう。
新宿のことに思いをはせながら、俺達は北に向かっていった。

SNSでこの小説を紹介

戦争の他のリレー小説

こちらから小説を探す