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日常から非日常へ
官能リレー小説 - 戦争

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日常から非日常へ 17

「正直あの時は本当に人生の終わりを覚悟しました…。このままあの男達の性奴隷として弄ばれた挙げ句に殺されるんだって…。でもね、そこに助けに来てくれたのが長門だったんです!私達は幼稚園時代からの友達で、その頃から長門は私がいじめられてると、よく助けてくれしました!長門はたまたま見張りが三〜四人しかいなくなった所を改造エアガンでやっつけて王子様みたいに私を助け出してくれたんです!」
いつの間にか梨華は興奮していた。
「…梨華ちゃん、本当に長門ちゃんの事が大好きなのね。長門ちゃんの事を話してる梨華ちゃん、とっても嬉しそうなんだもの」
「ああ。しかし改造エアガンなんて、長門らしいや…」
「す…すみませんですぅ…何でこんなに喋っちゃったのかなぁ…」
「うふふ…良いのよ。羨ましいなぁ…そんな素敵な友達がいて…私の友達はこの混乱の中でどうなっちゃったかなぁ…お父さんとお母さんと弟も…」
ふと悲しげな表情を見せるなつみ。
「パパ…ママ…お願いだから生きてて…」
梨華も両親の事を思い出したようだ。
省吾も家族の顔を思い浮かべた。父、母、妹、犬…みんな上手く逃げられただろうか。もしかして敵に捕まってレイプされてやしないだろうか…。犬は食べられてやしないだろうか…。
(父さん…母さん…真由美…タロー…みんな無事でいてくれ!)


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