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日常から非日常へ
官能リレー小説 - 戦争

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日常から非日常へ 1

俺達の世代は戦争を知らない、だから戦争を軽蔑視している。
俺、神崎 省吾もその一人だった。俺はゲーム好きでテストは赤点スレスレで野球部入ってて、それが俺の日常だった。
戦争を知らない事が『日常』で戦争が『非日常』それが普通だとおもっていた。あの日までは…
七月某日、夏休みまであと少しとゆう日、俺の『日常』は一瞬にして『非日常』になった。
「ヤベェ、ヤベェぞ」
俺は寝坊して遅刻寸前だった。そして階段を降りていたその時、俺は階段を踏み外し転落してしまいそのまま気を失ってしまった。
そして目を覚ますと驚くべき光景が広がっていた。
俺達の街である東京は全て半壊している。
みんなメトロの入口に駆け込む。
何が何だか正直わからない。
そして、外を見ると明らかに日本語でなくハングルか中国語を喋ってる兵士がいた。
幸い気づかれなかったが、これだけで何となく状況はわかる。
後から聞いた話だが、北の将軍様が東京目掛けてミサイルを放ったらしい。
そしてそれが運悪く直撃し、こういう状況になった。
それに中国軍がこれ幸いとばかりに沖縄辺りから侵攻してるらしい。 
さらに韓国軍も来てるらしい。
ただ、自衛隊が米軍と協力し、多くは追っ払ってるらしいが、まだ残ってる兵士はいるらしい。
俺はこの時本気で思った。
9条って役に立たないなと。
そんな時、近くの女子校の制服を着た女の子が俺の所に逃げてきた。
彼女の制服はぼろぼろで、下着が普通に見える。
俺は彼女に声をかける。
「大丈夫かい?」
日本人がいると安心し、彼女はこう言った。
「あ〜よかった。もう少しでレイプされるとこだった。あとようやく日本人に出会えた。」
「それにしても、何でこんなことに・・・ていうか俺はどれくらい気を失っていたのだろう?」
そうだよく考えると、北朝鮮軍が日本本土に進軍してくるのには時間がかかるよな?。一日で進軍なんか無理だ。勿論レーダーにも映るだろうし・・・海に出た時点で自衛隊機に見つかるだろ?普通に・・・
「あとなんで韓国軍も侵攻してるのか分かる?」
そうだ、韓国とは国交も結んでいるし、だいたい東京に兵隊がいることすらおかしい。
「わかんないわ。ミサイルが落ちてきて、それから良く覚えてないの・・・」

「韓国兵は味方なのかな?」
勿論そんな訳ないのだがその時おれはそんなことしか考えていなかった。
このことが後に大きな陰謀が絡んでくるなんて・・・・・

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