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日常から非日常へ
官能リレー小説 - 戦争

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日常から非日常へ 4

その暴走はとどまる所を知らなかった。
抵抗にあったり後ろから連合軍に射殺された兵士も少なくなかったらしいが、日本人の女性を狙っていたらしい。
俺達がいる銀座線の駅にも来たが、先程の銃を上手く使いこなして追い払った。
先程のサバイバル少女二人組は大活躍で、相当な数を射殺して行った。
そしてそんな時、駅員さんが、メトロが浅草まで運行できるようになったことを告げた。
俺は一緒にいる女性と共に駅のホームに入り、地下鉄を待った。
ちなみに緊急事態ということで料金はタダらしい。
程なくして地下鉄がやって来た。 
そしてメトロの中で俺は彼女に話し掛けた。
「ええと…俺は神崎省吾だけど君は?」
「私?私は三浦なつみ。先程はありがとうございます。」
「いやいや、俺の方こそ…」 
「はい、貴女たちの分ね」
サバイバル少女が弾倉を半ダース差し出した。
「あ、有難う…って、どこから?」
「敵から穫ったわ。ちゃんと選別してあるよ」
あっさりとした物言いだ。
「そう言えば、貴女の名前は…」
なつみさんが訊くと少女は優しく微笑んで答えた。
「長門《ながと》よ。加賀 長門。戦艦の名前だけどね」
またスゴい名前を付けたものだ。そして強いのも頷ける。
「あっちの友達は豊水 梨華。こっちは梨ね」
確かにスーパーでそんなのがあったなと思った。

そんなことを考えながら渡された弾倉を確かめる。どうやら韓国軍のNATO準拠の5,56MM弾のようで89式でも使えそうだ。
よくよく考えると韓国がいきなり攻めて来るのはまったくもってお門違いでありえない気がする。やはり反日教育は恐ろしいと考えていたのだった
それから俺達は浅草まで行くことにした。このままでは埒が明かないのでなんとか郊外に行こうとしたのだ

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