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媚薬体質!?
官能リレー小説 - ファンタジー系

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媚薬体質!? 1

(注意!この小説は物語の一人歩きを目的に作成していきたいと考えています。よって私は世界観と主人公のみを最初に書かせていただきます。あとは他の作者様にお任せします)



 異能者がすべて、有名になるわけではない。
 確かに、剣と魔法の世界では最強たるゆえんだが、なにぶん俺の能力は生活すら危ぶまれる。
俺の能力は、身体すべてと分泌物が強力な媚薬であることだ。
分泌物すべてが媚薬であること、俺の身体が異性への発情対象であること、それが生活すら侵食する俺の能力だ。
まぁ、布や眼鏡で目線を隠し、なおかつ素肌を晒さなければ外には出れるが、それでは変質者だ。


「……………んっ…朝か……」
俺は町外れの安宿の一室で眼を覚ました。
あまり人が多いと、その分危険性があがり大変なことになるからだ。一ヵ所に長期間いれない俺は旅を続けている。生きるため必死になっていれば、意外と強くなれる。賞金稼ぎ紛いの常に危険と隣り合せの生活…それでもこの身体のために他に選択肢はなかった。

ゴーグルとマフラーで顔を覆い、マントを羽織って宿を出た俺は紹介所に向かった。男のいる窓口で安い仕事を三つほど貰う。

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