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近所のお姉さん
官能リレー小説 - 年上

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近所のお姉さん 30

「アアンッ!裕也くん!ゆうやくうううん!!」
京子はその夜自分用に宛がわれた別荘の寝室で、何度も裕也の名前を呼びながら、甘美な自慰に耽っていた。
(景子達ったら、やっと、裕也くんの事を思い切れそうだったのに・・・どうしてこんな余計な事をしてくれたのかしら)
瞼を閉じると、昼間の事が鮮明に浮かんでくる。
久々に正面から見た愛する少年の顔は、彼女の記憶と少しも変わっておらず、京子の心を激しく締め付けてきた。
「アフンぅん!!」
幾度となく体を交わした年下の恋人の事を想い出す度に、京子の体の芯から熱い何かが溢れ出してくる。
まだ中学生にもならない幼い少年との許されざる関係。心の底ではイケナイ事だと知りながらも、むしろその背徳感故に興奮を誘われ、激しく彼の肉棒を求めてしまう甘美な日々。
その日々を思い出すほど、京子の心臓はドクドクと波打ち、疼く子宮の求めに応じるように、グチョグチョに濡れるショーツの内側で、指の動きが強く激しく成っていく。
「ンン、んぅ、アフッ」
ヌルヌルとした感触が指の平を伝うのを感じながら、割れ目にそって指を動かしていくと、もどかしい快感がジワジワと体全体に広がっていく。
理性は指の動きを止めなければと思っているにも関わらず、淫欲に突き動かされた指を止める事は出来ない。
押さえきれない淫らな声と息遣いが寝室に流れる。
誰かに聞かれたら・・・そう思うのに、割れ目を押し広げ指を挿し込んでしまう。
そしてその度に瞼の裏側に裕也の顔が浮かび上がる。
「ア、はぁ、アぁ・・・裕也くん・・・」
(ああ・・・この指が裕也くんのオチンチンだったら・・・)
「裕也くん・・・挿入れて・・・裕也くんのオチンチンを私の膣に挿入して・・・裕也くんの白いザーメンを・・・ああ、・・私の子宮に注ぎ込んでぇ・・・」
熱く爛れた淫肉が、裕也の肉棒に見立て挿入した指へと絡み付いてくる。
「裕也くん・・・裕也くん・・・こ、こうして想うだけなら・・・ああ、・・許してくれるわよね・・・」
指に絡み付く熱い膣肉は、指だけでは満足できずに愛する少年の肉棒を咥えさせろと訴えるように、ウネウネと悶えるように蠢く。
「はっ、はぁ、あぁ・・・くぅぅ・・」
京子は裕也の愛撫や肉棒の感触を思い出しながら、高まる悦楽に身を任せる。
やがて京子の頭の中は、昼間見た裕也の笑顔でイッパイに成り、隣の部屋で友人が寝ている事も、同じコテージの中でオカズにしている当の本人が寝ている事も頭の片隅へと追いやられていった。
「ダメ・・・うぅ・・・ダメよ・・・」
しょせん偽物の快楽に過ぎないというもどかしさに身を震わせながらも、京子は膣から抜いた指先で、ギュっとクリトリスを押さえつけた。
「アぁ!!ファァァアアア!!!!!」
その瞬間、ビクッと電流が走ったように京子の全身は震え、彼女の頭の中は真っ白な光で覆い尽くされる。
「はぁ、はぁ。はぁ、はぁ、はぁ・・・・」
やがて絶頂の余韻にブルブルと震えていた京子の体から、スーッと力が抜け落ちていき、シーンと静まり帰った暗い寝室に、女の荒い息遣いだけが響いているのだった。

翌日

別荘に引いて有る温泉と、一晩グッスリ眠った事で、旅の疲れを癒した京子たちは、全員でスキーを楽しむ事にした。
「うわぁ〜っ♪すご〜い!一面の銀世界ですよ〜!」
「うん。天気も良いし、絶好のスキー日和だな」
「ねぇ、見て見て祐也くん♪私のスキーウェア姿、似合う〜?」
「う…うん、景子さん…」
帽子・手袋・スキーウェアからストック・スキー板まで全てピンク色で身を固めてご満悦の景子に尋ねられ、祐也は苦笑混じりに頷いた。
ちなみに他は全員レンタル品だ。
ゲレンデ…この特殊な環境では女性が普段より何割増しか可愛く見えるという。
その逆(男性が格好良く見える)もまた然り。
海に次いで恋が生まれやすいスポットである。
三人はこれを利用して京子と祐也を復縁(?)させようと考えたのであった。
「……」
当の京子はボンヤリとゲレンデを眺めてたたずんでいる。
どことなく“心ここにあらず”といった感じだ。
「京子お姉ちゃん…」
祐也はそんな京子を見つめて切なげにつぶやく。
「祐也くん祐也くん…」
「はい?」
麻衣は祐也にさり気なく歩み寄り囁いた。
「実はな、ここのリフト、二人乗りなんだ」
「はあ…」
「君と京子が一緒になれるように上手く取り計らってやろう。ここで京子との距離を一気に縮めろ」
「麻衣さん…!」

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