PiPi's World 投稿小説

37歳で冒険者になった私
官能リレー小説 - 人妻/熟女

の最初へ
 10
 12
の最後へ

37歳で冒険者になった私 12

「この分だと朝まで起きないだろうね」
「うん、シーマさん」
「よし、まだ時間はある。リオン早速行くよ!」
「えっ行くってどこへ行くんですか、シーマさん?」
朝までアンナは起きないと確信すると突然シーマはリオンに行くよと誘う。
しかし、リオンはイマイチ要領を掴めていなかった。

「リ・オ・ン・今夜は淫乱な元娼婦のあたしのテクを…たっぷり堪能さ・せ・て・あ・げ・る・よ・って言ったじゃないかぁ〜忘れたのかい」
「あっそうだった。すっかり忘れてました」
酔いつぶれたアンナの介抱ですっかりシーマとの約束をリオンは忘れたのを思い出す。
「まあ、この女の介抱は大変だったから仕方ないね。それで勿論行くよねぇ〜」
「行きます!シーマさん、是非とも行かせて下さい!」
「そ…そうかい。まあ、これも大事な経験だからね…」
夜の街へリオンを連れて行こうとするシーマは有無を言わさずに強気で言う。
しかし、少し躊躇すると思っていたリオンが素直に行きたいと言いシーマは呆気に取られてしまう。

「一階で鍵借りなくても閉めたりできるんですね」
「そりゃあ、盗賊だったからね。それに、酔いつぶれた女を無防備なままにしておいたら、あぶないだろう。あんなに酔ってちゃ剣も振り回せない」
シーマは酒場剣宿屋を後にする際にアンナを寝かせた部屋を施錠しておいた。
それは、リオンが見た粗暴でない彼女の盗賊らしさであった。
奇妙な形状の小さな棒状の金具は二本を鍵穴に入れて中を探りながら動かすことでピッキングが行えるが、所持だけで違法な場合もあるので、彼女は髪飾りの一部として偽装することで携帯していた。
「鍵だって、簡単に開けれるのと難しいのがある。
守りたい物があれば、逆にそれを見たり盗みたい奴もいるんだ。
貴族や商人は、盗賊を忌み嫌いながらも、その技を頼りにしたがる時もある」
「それは、魔法も同じだね。ところで、シーマさんは今は娼館で働いてないのに、
どこで僕と楽しむの?」
「学があるようで、案外分かってないね。大きな娼館で働けるのは粒ぞろいだけさ。
小さいところの女は売られたりしてるのが多い。借金を背負わされている。
大半は通りに立つのさ。それで客が見つかったら、連れ込み宿に行くのさ」
「知らなかった」
シーマはリオンが街の学院や私塾などで魔法を学んだのではないと思い出す。
もしそうなら、先輩や悪友に少しは悪い遊びも教わっているからだ。
「それだけじゃないさ、飲む打つ買うって、酒と女だけじゃない。博打だってある。
カードやルーレット、男同士の殴り合い、犬や鶏同士を戦わせてどっちが勝つかを当てる賭け事だ」
「シーマさん、色々知ってるんだね〜凄いよぉ〜」
「ふふふ、あんたみたいな学はないけど。倍の人生は生きてるから人生経験は豊富だよ」
悪い遊びには色々ある事をシーマに教えてもらいリオンは関心する。
楽しそうに自分の話を聞くリオンにシーマは上機嫌になる。

「明日は、あの女戦士に内緒で連れてってやろうか!」
「ありがとう。でも、僕は博打やお酒よりもこっちが良いなぁ〜」
「ふふふ、まだ早いよ。でも、あんたらしいよ!」
アンナに内緒でリオンを博打にシーマは誘おうとするが、プリプリに揺れるシーマのデカ尻をリオンはモミモミと触る博打よりセックスが良い言い断る。
どこまで性欲嗜好のリオンにシーマは愉快な気持ちになる。

SNSでこの小説を紹介

人妻/熟女の他のリレー小説

こちらから小説を探す