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もうじき
官能リレー小説 - 人妻/熟女

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もうじき 3

指先でわれ目の溝をそっとなぞれば、綾香がビクッと腰を震わせる。
ふわっ、はぁはぁはぁ、と長いディープキスで息が続かなくなったのか綾香が唇を離して、熱い吐息をこぼす。
「こんなに濡れてるよ」
こちらが指先でわれ目を弄りながら言うと、愛人もあえぎつつ言い返す。
「せ、先生のだって……」
綾香も下着ごしに陰茎を愛撫していて、高ぶりの先端を撫でる指先に先走りのぬめりが滲んでいるのに気づいたのだろう。
もどかしくなり愛人のパンティを剥ぎ取るように引きずり下ろした。
軽く腰を浮かせてやると、綾香も応じるようにこちらの下着を下ろして勃起して先走りまで出ているものを露出させる。
「はあぁぅっ」
綾香が今までは恥じらい拒んできた愛撫を今夜なら受け入れてくれそうな気がした。
生々しく縦われに溜まった愛蜜を、舌をのばして、ほぐすように舐め上げた。
嫌がるのではなく、お返しとばかりにペニスをあえぎながら、強く扱いてきた。
「ねぇ、もう……」
綾香がねだってきた。
顔を上げて綾香の表情を見ると、眉をしかめ目を潤ませながら、普段は舐められないクリトリスまで舐めまわされて、かなり感じていてイク直前だとわかった。
まだ蒲団に寝そべってほんの十分ぐらいのはずだが、こちらも挿入したかった。
「入れるよ」
「うん……」
短い会話ですぐに結合の体勢になる。
仰向けなり、股を開いた綾香に重なる。腰を太股の間に割り込ませると、彼女は大胆に勃起を握り導いた。
(中が熱い……)
先端が接すると、思ったよりも綾香のそこは熱を帯びていた。まるで煮込んだスープのようにとろとろである。こちらも十代のような勢いで屹立していた。
綾香が勃起から手を離して、腕をまわして抱きついてきた。
「あぁふぅっっっ!」
膣内に迎えた綾香は、あごをのけ反らせて、長く尾を引く快感の声を上げた。
ぢゅぷ、と膣奥まで突き入れたところて、結合部から膣に溜まっていた愛蜜が押し出された。
(中がうねりだした、すごい)
挿入はあっけなかったが、中に勃起が入り込んだ途端に膣肉はぎゅむっとすぼまる。しかも、細やかな襞が這いまわるように絡みついてくる。
(こんなに綾香のオマンコの中は気持ち良かったのか……)
まるで膣内まで積極的に淫らに変わってしまったかのようだ。
「ねぇ、お願い」
すがる眼差しで訴えられた。
こちらか先に放ってしまわないように、用心しながらゆっくりと勃起を後退させる。
(我慢だ、耐えるんだ)
自分に言い聞かせて、半分ほど後退させた勃起を、再び膣奥まで突き入れた。
「ひうぅぅん!」
綾香がそれだけで声を上げて、腰から波打つように全身がブルッと痙攣する。
(綾香がもうイッたのか!)
敏感になっていたのは、こちらだけではなかったとわかった。自分が興奮しすぎて早漏になったのではと心配だったが、そうではなかったらしい。
こうなったら限界まで一気に、と激しく断続的に腰を揺らし突きまくった。
「ひゃあああぁぁん!」
頭を左右に振り、髪を乱して身悶える三十路の愛人。膣内はざわめき、さらに収縮と弛緩を繰り返す。
そんな綾香を組み敷き、目もくらむような快感と戦いながら、こちらも勃起した熱い分身で、淫らな牝の膣肉を抉り続けた。
「あひぃ、あぁ、またイッちゃうぅっ!」
それまでは悦楽の声を上げることも恥じらい我慢しながらブルブルと身を震わせていた愛人が、今夜はあられもなく愉悦の叫びを上げている。
(もう、だめだ、イクッ!)
脳が快感に蕩けさせられ、このままでは中に放ってしまうとわかっていても、腰の動きを止めることができなかった。
嵐のような絶頂のひとときが去ったあと、彼女の桃尻の下シーツには逆流して溢れた精液と愛蜜でしみができていた。
行為のあと、何度も昇りつめて放心状態になった愛人の中で一度射精したが、萎えることなく勃起が持続した。

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