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学園の花婿―第二部―
官能リレー小説 - ハーレム

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学園の花婿―第二部― 7


「良くん、偉い偉い。お姉ちゃん、良くんが一杯頑張ってくれて、良くんをますます好きになったわ」
麗那は「ゴクゴク」という音が周りにも聞こえる程勢い良く飲み干すと、顔を良一の方に向け、口の端から流れ出ている精子を舌で舐めとりながら良一を見つめる。
「…う…ん…」
「お姉様、良くんはお姉様のご奉仕が気持ち良くて、まだ回復していないみたいですわよ?」
良一はまだ朧気にしか返事が出来ず、セリの胸の中から顔を出せずにいる。

30分後、漸く良一が回復すると、良一一行は恒例の麗那特製アップルパイパーティーを始める。
因みにここまで時間が掛かったのは、麗那達が良一を綺麗にするという名目で散々良一を舐め回し、キツツキの様にキスの嵐をしまくったからなのだが、それは余談だ。
良一は今は唯の膝の上に抱き抱えられ、一口サイズのアップルパイを麗那とセリに口移しで食べさせられている。
「ねえ、良くん。今日はお姉ちゃん達はお仕事お休みなんだけど、お姉ちゃん達と何をして遊ぶ?」
決してハワイに行って、あんな事やこんな事をしたいとは言わない。良一があれがしたいと言えばその通りにするし、したくないと言えば絶対にしないのだ。
「本当?じゃあ、僕…今日はお姉ちゃんとずっと一緒にいたいな」
「良くん、有難う。じゃあ、アップルパイを食べたら、お姉ちゃんのおっぱい枕でゆっくりとお喋りしたりしましょうね」
「うん!」


暫くして、漸く複数の島影が窓から見えてきた。良一はあの後、眠る事なく麗那達と雑談と麗那達からの愛情を楽しみ、心落ち着く時間を堪能していた。
「間もなく着陸します。皆様、シートベルトを着用して下さい」
操縦席から指示があると、麗那は良一をおっぱい枕から離し、綺麗に抱っこをしてシートベルトを絞める。そして、その両サイドからはセリと唯が良一の手をしっかりと握り、良一になるべく不安がらせない様にしていた。

飛行機はゆっくりと滑走路に着陸していく。良一の位置からは見えないが、窓からは日本では殆ど見る事が出来ない透き通った綺麗な海が広がり、しかもさんさんと照りつける太陽が海の色を幻想的に映し出している。
「良くん、飛行機は怖い?」
「ううん、お姉ちゃん達がいるから怖くないよ」
「有難う。じゃあ、もっとギュッとしてあげるね?」
「うん!」
麗那がより強く良一を抱き締めると、良一も麗那の方により密接になる様に近づいていく。
「お姉様、着陸しますわ」
「そうね、いよいよね」

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