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学園の花婿―第二部―
官能リレー小説 - ハーレム

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学園の花婿―第二部― 1

※この作品は「レイプ」カテ、「学園の花婿」の続編です。




日本の首都、東京から離れた山奥。ここ花園学園では、一部の生徒達が朝から忙しそうにしていた。
暦は7月22日。世間と同じくこの花園学園も夏休みに入っているにも関わらずである。
本来、花園学園の夏休みは他の高校と同じ様に自由であり、学園から許可を得て実家に帰る者もいれば、部活動に勤しむ者もいれば、寮や学園、学園の敷地内で思い思いに過ごす者がいる。そんな自由な期間であるのだが、一部の者達だけは何故か忙しそうにしていた。
この一部の者達は昨日突然、学園長・花園 麗那により、花園グループでの「教育実習」を命ぜられたのである。
突然の事で、無論断ろうとした者もいたが、それらは全て学園長命令という事で受け入れられなかった。実家への帰省もキャンセルされてでだ。
この忙しそうにしている者達以外の生徒達は「大変ねえ」位にしか思っておらず、それぞれの時間を楽しんでいたのである。




集合時間となり、生徒達が集合時間である本館前に集合してみると、何故か関係ない筈の教員達が多数、生徒達と同じ様に大きな旅行カバンを持って集合していた。
その教員達はかなり嬉々とした表情で、いつもよりメイクをバッチリとしており、早く出発しないかとソワソワとしていたのである。
学園専用のバスに乗せられ、どこに行かされるかも分からないまま、生徒達のバスはただ道を進んでいく。

花園学園を出発して約5時間。バスはある港の旅客ターミナルの前に止まった。。
漸くバスから降りる事が出来、生徒達は「どこかに旅行かしら?」、「いいえ、私達どこかに売られて行くのよ」等、色々な事を言っていた。
ターミナル内に入ると、何故か学園長の秘書である、嶋原 千乃がおり、どこからともなく生徒達にパスポートを渡していく。
(…確か、部屋の金庫の中で保管してた筈なのに…)と、生徒達はそれぞれ思いながらも、千乃や他の教員達に急かされ、不思議と不安に包まれながら出国手続きをさせられる。


無事に手続きが終わると彼女達はホールに集められる。
「貴女達にはこれから約一週間、この花園学園で勉強してきた事の復習、そして花園学園の生徒として恥ずかしくない様に様々な事を学んで戴きます。目的地までの約一週間は決して楽ではありませんが、花園学園の生徒として、いえ立派な淑女になる為に一生懸命頑張って下さい」
良一の前では絶対に見せない姿。千乃は集まった生徒達の前でやり手のキャリアウーマンといった雰囲気を醸し出して生徒達と向き合う。

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