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白鷺邸のメイド達
官能リレー小説 - ハーレム

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白鷺邸のメイド達 3

意識するよりも感情が爆発して、大声をあげた。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・ぁ、あ、アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアああああああああああああああああああああああああああああああ!!」
「さて泥棒猫の処分も終りました。次は彼女ですね」
「い・・・いや、いやいやぁ、お母さん、お母さぁぁん」
首をなくした母親の死体に抱きつく娘の声に心の慟哭がかき消される。
妻が死んだ―――悲しい。とても悲しい。一晩中泣き叫んでもこの悲しみには足りない。二十年連れ添ったのだ。悲しみも喜びも共有して喧嘩したことだってあった。だけど、それ以上に喜びがあった。だからこそ娘だけは守れなくてはならない。父親として護る!
「やめろぉおおお! 雫!やめるんだっ!!」
「ふふふ、旦那様、ありがとうございます。久方ぶりに名を呼んでくださいましたね」
「頼む。俺はどうなってもいい。どんなことでも享受する。だけど娘だけは娘だけは許してくれ。頼む、頼む」
男は頭を地面に叩きつけるように下げる。
雫と呼ばれたメイドはその仕草を見て瞳を細め、口はしに微笑を浮かべる。
白鷺家で当主が頭を下げることは在り得ない。土下座などメイドにとったら見たら発狂してしまう邪神に匹敵する。
それ以上に雫は頭を下げることで必死に哀願する元主人に少しながらの愛惜を感じた。
・・・・・だからこそ、もっとひどい、悪意となる。
「わかりました。旦那様。彼女は殺さないでおきましょう。しかし、そのままにしては白鷺家の沽券にかかわります。なので彼女は私たちと同じように白鷺家のメイドにします」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・」
娘の人生が決められている。無惨にしかし、ここで反論すれば娘の未来すらない。奥歯を堪えて続ける雫の声を聞く。
「勿論、同じメイドとして彼女は贔屓はしませんが、差別もしません。他のメイドのように致します」
「・・・・・・・・・・頼む」
せめて娘が苦しむことが無いようにしたい。男は悲しみや怒りが渦巻く中を必死に耐える。しかし、次の言葉は耐えれなかった。
「なら他のメイド達のように、今ここで、すぐに彼女を犯し、孕ませてやってください」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・」
一瞬、雫の言ってる意味がわからなかった。

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