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白水純太の搾乳ハーレム
官能リレー小説 - ハーレム

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白水純太の搾乳ハーレム 45

「そ?そう?」
「ええ、後部座席に私が座るとこの車そもそも狭いし……運転……母さん得意じゃないでしょ?」
遥子はそういわれると言い返せず春奈に助手席を譲った。
そして車は病院に向かっていく。
淫靡な空気は消え失せ後ろの3人も何時の間にやらそういう気分にはなれず仲良く座っていた。


藤沢病院の病室。

自分が病院に担ぎ込まれて緊急の手術をされた事は覚えている。
朦朧とした意識の中でバスの横転事故の事を看護士から聞かされた事も覚えている。
「加奈子!!」
真由美は妹の事が心配になって飛び起きた。
「いたっ」
真由美は左腕に痛みを感じた。
左手に刺さっている点滴の針が動いた事により動いた為だ。
痛みを堪えたまま周囲を見回すと隣のベッドで仰向けで寝ている加奈子の姿を見て真由美は安堵のため息を漏らし周りを見回すと、京子と良子が寝ているが見えた。
「起きたみたいね」
真由美は左の方から声をかけられる。
そこにいるのは左足を吊り上げて固定されたゆり子だった。
「ゆり子さん……」
その痛々しい左足を見て言葉に詰まる真由美。
「ああ、気にしないで、これは私の失敗から起きた事だもん。それよりごめんね、真由美ちゃん、私の運転が未熟だったばっかりに」
「いいえ、そんな……」
ゆり子の謝罪に上手く声をかけられない真由美は視線を泳がせた。
その動きに気付いたゆり子は
「誰を探しているの?純太君達?」
と真由美に声をかける。
(純太?そういえば……)
部屋は6人部屋で一つベットが開いている。
にもかかわらず、そのベットは使われた雰囲気はない。
純太をはじめ、夏樹、静香、いずみに成海がいる雰囲気はない。
まさか……
真由美の不安な顔を見てゆり子は
「心配しているなら無用よ、ここにいる子以外は全員怪我なく家に帰ってるから」
「そうなんです?」
「ええ、私が一番目が覚めるのが早かったからその時に来ていたナースさんに聞いたの」
「よかったぁ……」
真由美は再び安堵の息を漏らし、純太の顔を思い浮かべた。
すると
(何?この感覚?)
真由美はいきなり胸の鼓動が早くなるのを感じた。
そして胸が熱くなってくるのも感じ始めた。
(え?え?わたしどうしたの??)
もう一度、純太の笑顔を思い浮かべる。
するとまた胸の鼓動が早くなる。
(え?あ?わたし?え?え?)
と思い鼓動を収めようと深呼吸を数度する。
ちょっとだけ収まったが、完全には収まらない。

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